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使用カメラ: OLYMPUS PEN Lite E-PL1 使用レンズ: M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8
八王子・35年ぶり? 八王子・小宮公園へ
八王子八十八景めぐりを始めてから、
普通はぜったいに行かないような場所に、
“行かざるを得ない”んで、
なんだかそれが楽しくなっちゃってます(^^)
ここ小宮公園なんて、
もう35年間ぐらい、中に入ったことがなかったんです!!
たぶん、昭和50年(1975年)以降、
この山には僕は足を踏み入れていないと思います(大爆笑)
でも、八王子八十八景を制覇するためには、
ここも行かなくっちゃということで、
朝、早く起きて行ってきましたよ!
なつかしいです!
超なつかしいです!!
上の写真の陸橋ですが、
昔はゆらゆらと揺れるつり橋だったんですよ。
渡るのがおっかなかったんですから!!
でも、35年も経つと、
そんなこと知ってる人はどんどん
減っちゃってますよね!
当時、この PEN Liteがあれば、
あのつり橋を、写真の中に封じ込めておいたのですが・・・
残念です。
それから、“小宮公園”なんて、
しゃれた名前は昔はなかったんです(笑い)
ここは、“弁天(べんてん)”とか“大谷(おおや)の弁天さま”とか
言ってたんです。
だから、八王子八十八景選定委員会の方には
大変申し訳ございませんし、
自称ですが観光大使としての立場からしても
恐縮ですが、
ここは僕にとって、“小宮公園”ではなく、
“弁天”なんです!!!! ←びっくりマークの数をご覧ください(爆笑)
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“小宮公園”ではありません、ここは“大谷の弁天さま”です
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ベンチやトイレができ、公園風にきれいに整備されていました
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(大谷側の)入口の脇にお寺がありました。このお寺は35年前にもありました(感涙)
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(大谷側の)入口
昔は、道はありませんでした。
草を掻き分け、自分たちで道を作りながら、
クワガタやカブトを採りにいったんです。
でも、この入口付近はちょっぴり昔の面影が残ってます。
少年の日、この入口は
僕らにとって、夢のワンダーランドへの入口だったんです!
くぬぎを蹴っ飛ばしたり、木の根元を掘ったりして
クワやカブト、いっぱい採りましたよ~♪
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弁天池と弁天様
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弁天池にいたカメさん(写真中央)
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大谷弁財天・弁天池の由来 ここは、昔、武蔵国多摩郡大谷村と云い、付近に杉の大木が茂っていたことから 大杉谷戸といわれていました。 今、境内は八王子市大谷町1035番地で大谷町日月神社の所有地です。 総面積は2500平方米(約750坪)、うち池の部分は1400平方米(約420坪)です。 この池の水は、ひよどり山の湧水を水源とし、堀川を下った一帯には 古くから水田が開かれ、近年まで稲作が行なわれていました。 当地区の旧家に伝わる古文書によると、明治3年(1870年)の 「武蔵国多摩郡大谷村明細帳」に寛文6年(1666年)に池の検地(測量)が なされたと記録されていることから、池の存在はかなり古いことになります。 元文3年(1738年)この土地の人々が、池のほとりに石殿を建て、 弁財天を勧請し、五穀豊穣と生活の安寧を祈願したものと思われ、 その石殿に「大谷村日待講中」の名と年号が刻まれたものが保存されています。 また、天明の飢饉(1782年)のときに、ここを知行していた 八王子千人同心頭の萩原氏が水田潅漑確保のために、 溜池を掘り、そこに弁財天を祀ったとも云い伝えられています。 その後、寛政5年(1793年)「大谷村講中」の手によって再び石殿が建てられ、 これも元文3年のものとともに新社殿に安置されています。 このたび、多くのかたがたの貴重な浄財によって新社殿が完成しました。 まつられている弁財天には、昔日その縁日に近郷近在から多くの参拝者が 訪れ、賑わいを見せたものです。 広く弁天池の恩恵を受けた水田は時代とともに開発がすすみ、 すっかり姿をかえました。 今、周辺は公園の自然と一体となって静かに明け暮れています。 どうぞ憩いのひとときごゆっくり散策してください。
平成20年7月吉日 大谷弁財天社殿再建委員会
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都立小宮公園案内図
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木道が整備されていました。
すごく歩きやすいです。
・・・
でも、やっぱり、
道がなく、この奥に行ったら、
戻ってこれなくなっちゃうんじゃないだろうか?
なんだか、薄気味悪くってみんなと
ビビッて引き返した頃の方が楽しかったです。
(公園管理者の方を批判するという意味ではもちろんなくって)
やっぱり、少年の日の昆虫採りや探検のワクワクした気分は、
整備された木道を歩く42歳の僕では感じることができませんでした(涙)
35年の月日は、
僕をこんなにも感受性の低いにんげんにしてしまったのです・・・
みずみずしい少年の感性は今の僕にはもうないのです(大粒の涙)
過ぎ去った昭和や過ぎ去った月日は
もう戻ってはこないのです。
この道の辺りを、近所の友達と一緒に歩いた記憶が
鮮明に蘇ってきました!!
もう30年以上も忘れていた顔もありました。
スミマセン!
ここはやっぱり、“小宮公園”ではなくって、
“弁天様”なんです!!!! ←びっくりマークの数、やっぱり多いです(爆笑)
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ウワーッ
小鳥や昆虫を取らないで下さい。
クワガタやカブトムシ、採っちゃいけないのーーーーっ
小鳥はわかりますが、
こども達がここに遊びに来ても、
クワガタやカブトムシ、採っちゃいけないんですか!?
\(o・Q・o)/◇参りましたー
ここはぜひ、
大人は小鳥や昆虫を取らないで下さい。
に変更を希望したいです!!
でも、“大人は”だったら、
これだけ、木道ができると、
逆に山の隅々までカンタンに移動ができますから、
親子連れとかがやってきて、クワガタもカブトも
絶滅しちゃうかもしれませんね・・・
悩ましい問題です。
でも、間違いなく言えることは
こども達がクワガタやカブトを捕まえる楽しみを
奪われてしまったということでしょう。
35年ぶりに行った人間が何言ってんだと言われれば
それまでですが、あんなにも楽しかったクワガタ採りを
今の子はできないなんて可愛そ過ぎだと感じました。
今の子にとって、
クワガタやカブトは、スーパーで親から
買ってもらうモノなんでしょうか?
(買ってもらうこと自体は否定しませんが)
もし、そうだとしたら、結構ショックです。。。
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ひよどり山側にも広場ができていました
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あじさい越しに見えたひよどり山中学校
“ひよ中”には、サッカーの練習試合できたことがありますよっ
確か、僕たちのチームが超ロングシュートを決めて
勝った記憶があるんですが・・・ 確かではありません(笑)
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花壇に植えてあった波斯菊(はるしゃぎく/蛇の目草)
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雑木林ホール(小宮公園管理所)
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東京の名湧水
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木道が続きます
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園内ところどころ、案内図やベンチが設置されています
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木道でない道もたくさんあります
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梅雨の朝、緑があざやかです
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オカトラノオ(丘虎尾)
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駐車場もタップリあります
※9:00~16:30 (この日は 8:30で既に開いてました)
ノスタルジーが働きすぎてしまって、
なんとも、すごい記事になってしまいましたが、
素直に公園としてみると、
こんなにすばらしい公園はないと思います。
管理なさっている方や植物や小動物の保全保護に努めて
いらっしゃる方の努力の賜物だと思います。
ひよどり山トンネルもできて、しかも無料になったんで、
八王子駅からもすっごく近いですし、
すぐ上の写真のように駐車場もタップリあります。
ぜひ、このすばらしい“八王子のオアシス”小宮公園に
遊びに行ってみてください。そして、ゆっくりと散策してみてください。
(以下、園内の看板より引用)
八王子のオアシス 小宮公園は八王子の中心街にほど近い、 多摩川の支流、浅川の北岸に沿う加住丘陵にあります。 標高が約160mに及ぶ丘陵地の公園で、コナラやクヌギなどの 美しい雑木林に覆われています。 深い森を思わせる雑木林は、もともと自然にできたものではありません。 人間が自然に働きかけ、その営みを損なうことなく、 薪炭林や農用林として永い間利用してきた、いわゆる二次林と いわれる林です。そこには草花や昆虫や小鳥も息づいていて、 まさに人間の知恵が生んだ自然といってもよいでしょう。 本来の役目は失われた雑木林ですが、今私達の目の前に市民が憩う 身近な自然として見事に蘇っています。これからも八王子のオアシスとして、 また多摩の歴史と文化と風土に培われた、貴重な多摩の原風景として 大切に残していきたいものです。
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会社へ出勤するための帰り道、
大谷の丘陵地にあったこどもがつくったポスター
すばらしい思想ですね!!
●小宮公園
八王子市大谷町ほか
バス停「八王子郵便局」下車徒歩約10分
▼僕が PENで撮った“八王子八十八景”
・ 八王子八十八景 04. 小宮公園(大谷の弁天様)
・ 八王子八十八景 64. サイエンスドーム八王子(こども科学館)
・ 八王子八十八景 68. 八王子セミナーハウス(大学セミナーハウス)
僕が使ってるマイクロ一眼!デジタル一眼カメラ入門機 オリンパス/ペンライト (OLYMPUS PEN Lite E-PL1)
メーカーページ: デジタル一眼カメラ オリンパス ペンライト E-PL1
★入門機・オリンパス PEN Lite E-PL1でデジタル一眼カメラデビューしました
“デジ一初心者”僕のデジタル一眼入門セット
・ 一眼レフデジタルカメラ: OLYMPUS/オリンパス PEN Lite E-PL1 レンズキット(ホワイト)
・ 交換レンズ: OLYMPUS/オリンパス M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8
・ 本革 ハンドストラップ: CSS-S110LS-WT(ホワイト)
村内伸弘@ムラウチ ドットコム♣