僕のぶひろの旅は
高邁な目的があるように見せかけて、
結局はグルメツアーになることが常なんですが(笑い)
今回も北方領土問題を学ぶというテーマのワリには、
トドまで食べちゃいました(爆笑)
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(左)羅臼岳(らうすだけ)
知床五湖を散策したあとは知床横断道路に乗り
青空のもと、緑の山肌を見せる羅臼岳を眺めながら
「北の国から」で純と結がデートした場所・知床峠(しれとことうげ)に向かいました。
・・・といっても、正直それよりもたどり着いた知床峠から
羅臼側のかすみの向こうに見えた
北方領土「国後島(くなしりとう)」にビックリしました!!
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知床峠からうっすらと見えた「国後島(くなしりとう)」
これが僕のぶひろが生まれて初めてみた“ナマ”北方領土になりました。
結果として、これが
僕が生まれて初めてみた北方領土
になったんですが、
最初、知床峠から望んだ根室海峡の向こうにうっすらと見える
大きな島がまさか国後島だとは思わなかったんです。
なぜならば、あまりにも近いんです。
えっー、こんなに近いの!?
というのが僕の偽らざる感想です。
あの島がロシアに不法占拠されてるんだ!!
すぐそこじゃん!!
東京にいてはわからない、、、
その近さに僕は背中がゾクゾクとしました。
知床峠にいた親子連れや恋人たちは口々に
「ロシアに早く返してほしい」と言ってました。
“百聞は一見に如かず” 僕もこの距離には驚いて、
やっぱりすぐにでもロシアは我がにほんに
北方四島を返還すべきだと思いました。
どうみてもそこクナシリは外国ではなく、
祖国・にほんの一部だと思えたのです。
初北方領土の興奮が冷めない僕は
羅臼へと下り、トド肉(海馬肉)を食べてみましたw
はっはっは、北方領土の興奮とトドの肉には
何にも関係がないんですが(大笑い)
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トド肉 - 海馬鉄板焼き(トド鉄板焼き)
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でも、トド肉を食べた海岸線の「しれたこ」という店の
ガラスから横長にみえる島がすべて国後島だと聞いて、
またまたビックリしました。
根室海峡の向こうに横たわる島影は全部国後島なんだそうです。
「羅臼から見えるのは全部クナシリです」
「国後島は沖縄本島より大きいんです」
「ロシアは一番近くて一番遠い外国です」
トド肉を持ってきてくれたウエイトレスのお姉さまが僕にやさしく
そう教えてくれました。(双眼鏡も貸してくれました!)
注目のトド肉はやや堅く、普通では噛み切れない感じでした。
お味は牛や馬とはまた違った独特な味で結構いけましたよ(笑)
まあ、これは珍味でしょうね。ふふふw
ほっけも食べちゃいました。
ほっけデカ過ぎ!厚過ぎ!w
すんごくジューシ~
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お土産の「焼かに煎餅」を買い占める僕のぶひろ
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(左)サカナのなかに「ら」「う」「す」の文字が隠れてます ^^
ぼくがこうやって遊びほうけている間に
お客様のために一生懸命働いてくださっている
社員さんのために買ったのが
「焼かに煎餅(18枚入り)」。
7箱を買い占めて、この店はこの商品が
売り切れになりました(笑)
まあ、株の買占めとかじゃないんで、
許してくだせぇwww
うわーん(泣)
昆布アイスなんかも衝動買いしちゃったあ~
最近は業者さん側がいろいろ考えて
商品化をしてるんで、財布のヒモが緩みっぱなしです。
昆布アイスもうまかったです!
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(左)羅臼港 (右)しおかぜ公園 「知床旅情」の碑
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「オホーツクの老人」に扮した森繁久彌の銅像
羅臼のしおかぜ公園には
「オホーツクの老人」に扮した森繁久彌の銅像が立ってました。
森繁久彌直筆の「知床旅情」の碑もありました。
森繁久彌の碑といえば
山口県周南市大津島・回天記念館前にある
「眠れ友よ いかにも 碧き 海に」が
僕の胸に強烈に焼き付いているんですが、
この「知床旅情」の碑も詩の背景を知れば知るほど
涙なしでは読めないものですね。
↓↓↓
「知床自然センター」に車を停め、
知床自然センターの建物の裏にある
フレペの滝入口から徒歩で「フレペの滝」を目指しました。
フレペの滝は別名「乙女の涙」とも言われています。
フレペの滝遊歩道は片道1キロと書いてあったんですが、
なんとなく1.5キロくらいあったんじゃないかと
思います(笑い)かなり堪えました!w
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フレペの滝遊歩道から見える羅臼岳、黄色い花が咲き乱れる。
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でも、森や草原を抜け、必死で歩いてフレペの滝が
望める展望台に立ったとき僕のこころは晴れ渡りました。
小さな白い灯台が見え、
岸壁の割れ目からオホーツク海が望めます。
そして、その岩の割れ目からまるで女性が涙をこぼすように
フレペの滝がしずかにしずかに流れ落ちていました。
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乙女の涙 「フレペの滝」
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あゝ、乙女の涙かあ~
最近まったく見てませんね(苦笑)
中原中也の「盲目の秋」の世界は憧れですよ・・・
何にも考へてくれてはいや、
たとへ私のために考へてくれるのでもいや。
ただはららかに はららかに 涙を含み、
あたたかく 息づいてゐて下さい。
中原中也 「盲目の秋」
本物の乙女の涙がみれないんで、
なおさらこの繊細なフレペの滝は美しく感じました。
乙女の涙なんて誰が名づけたんでしょうか?
詩的で、官能的でまさにピッタリな名称だと思います。
途中黄色い花が咲き乱れる草原の向こうに羅臼岳が見えたり、
空がひろくって驚きましたが
もっとビックリしたのは草むらのなかから
突然エゾシカくんがヌーッと顔を出したことです。
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僕はまさか草むらの中にシカがいるとは
思わなかったんで、かなりビックリしました。
熊じゃなくって良かったですw
でも、シカ君は攻撃的ではなく
ゆっくりと向こうへ親子で去っていきました。
ちょっぴり緊張、大きく感動!!
知床自然センターに戻って
大型スクリーンで知床の四季の映画?を見ました。
小学校2年生の女の子が
劇場の開け閉めをやってましたよ(笑)
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(左)本物のヒグマの毛皮 (右)偽物のヒグマw ←かえって怖い
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知床だけではなかったんですが、
まあバイクで旅をしているライダーが北海道にはたくさんいました。
自転車で旅するサイクリストもたくさん見かけました。
サイクリストは知床峠を自転車で越えてました!!←スゴ過ぎ (@_@)
四国を旅したときは白装束のお遍路さんをかなり
見かけたのですが、今回はバイクと自転車で
北海道を旅するおびただしい数の人たちを見かけました。
僕はレンタカーだったんですが、
バイクとか自転車で北海道一周とかしてみたいですよね、
男の憧れなんでしょうね。
きっと・・・
僕はもう一生できそうにありませんが。。。
夜はホテルでまたまたカニづくし !
ズワイガニの刺身というのを食べてみました、
これメチャメチャ上手かったです。
茹でたら真っ赤になりました(笑い)
真っ赤になったズワイガニも上手かったです!!
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「ズワイガニ」
ズワイカニづくしの夕飯が終わってホテル内の売店をうろうろしていましたが
「まりもっこり」にやっぱり目がいっちゃうんですよね~
もっこりしているところを押すと
表情が変わる「まりもっこり」を衝動買いしちゃったあー
誰がなんと言おうと「まりもっこり」は
北海道キャラクターの王者だと思います。
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「まりもっこり」
▼今回の北海道旅行コース
羅臼(らうす)でトド肉、フレペの滝のエゾシカ
釧路川ボート下り(湿原川下り)とザリガニ釣り
(参考1)
前回/ 早春(2007年5月)のルートです
↓釧路・釧路湿原(ノロッコ号)・和商市場 勝手丼
↓阿寒湖(マリモ)・アイヌコタン(アイヌ古式舞踊) ※まりもっこり
(参考2)
前々回/ 冬(2007年2月)のルートです
↓ノトロ湖・サロマ湖
↓摩周湖
↓網走(オホーツク流氷まつり&網走監獄)
(参考3)
春(2007年5月)仕事帰りのルートです
↓拓真館 - 美瑛・前田真三写真ギャラリー
冬(2001年4月)
↓支笏湖で北海道を満喫、すごーく美しい湖
秋(2000年10月)
↓函館大門ぎおん通
村内伸弘@ムラウチ ドットコム
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