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真っ暗な然別湖 星空とシマフクロウ

北海道 大雪山国立公園・然別湖(しかりべつこ) バックは唇山(くちびるやま/展望山)
※氷が解けると湖面に山の姿が映りこみ「くちびる」のように見えるそうです。

まっくら闇の中、僕のぶひろはまばゆいばかりの星空を見ました


GWですが、
まだ凍りに覆われている然別湖(しかりべつこ)。

訪れた目的はナイトウォッチングです。
星空を見に行くスターウォッチング、
そして、夜活動するシマフクロウや野生動物たちに
会いに行くツアーです。

然別湖畔のホテルから出発し、
地元ネイチャーセンターのスタッフ(自然ガイド)の方の運転で
星空が見えるポイントに連れて行ってもらいました。

湖畔のホテル前に集合したときには
夜空には星が数個輝いているだけだったはずなのですが
しばらく車を走らせると、あたりは
深い闇となり、ふと天を見上げると
先ほどとは比べ物にならない数の星たちが
キラキラとまばゆいばかりに輝いていました。

目的地に到着すると
スタッフの方は
「目を慣らすためにすぐには車をおりません、
 そのままにしていてください」と言いました。
言われた通りに数分間、真っ暗な車の中に
たたずみました。

「さあ、車から降りてください」という
スタッフの方の合図でまだ肌寒いオモテに降りてみると

  ☆°++ ★∴*☆+☆  ☆∵★ ☆ *☆ ★+∴∴☆ ☆★☆ ☆★+☆ ☆  
    *☆ ☆∵☆+ ☆ ☆☆☆  ☆☆  ☆* ☆ ☆★☆*   ☆★*☆∴ ☆+☆ 
      ∴ ☆★*☆∴ ☆+☆ ☆★ ☆∴☆ °☆ ☆°☆+☆ ☆ ☆ ★∴☆
 ☆★☆°*☆ ☆☆ ☆∵∵★☆☆ ☆  ☆∵ ☆★+ ☆+☆ ☆∵☆∴+ ☆★
   ☆ ☆ ☆ ★  ウワーッ!★☆ ☆ ☆* ☆+ ☆ ★☆*☆°*☆ ★∴*☆+ 
   ☆★∴ *☆ ☆ ☆∴∴ ☆ ☆ ☆ ☆★☆∴☆ ☆∴☆°☆★☆  * ☆
  ★ +*☆ ☆ ☆ ° ☆+★+☆  ☆★∴*   ☆ ☆  ☆+ ☆ ☆ ∵★☆★☆+
  ☆ *☆ ★+☆ ☆ ★∴*☆+☆ ☆ ☆★☆  ★☆ ☆★+☆  ☆ ☆☆  ★° 
      *☆ ☆∵☆ ☆+* ☆ ☆★ ☆*☆☆★*☆∴ ☆☆☆+ ☆° ☆+☆   
  ★*☆∴ ☆+☆  ☆★ すげー星の数!! ∴∵☆ ☆ ☆∴ ☆∴+☆ ☆★∴
 ☆☆∴+ ☆★ ☆+ ☆ ☆★☆  ★☆* ☆   ☆   ☆ ☆★☆☆ ☆★☆+☆+
    ☆ ☆  +☆∴° ☆ ☆∴∴ ☆* ☆+ ☆★☆* ☆*☆∵☆  ★∴*☆+☆∴ 
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キラキラ真っ白に輝き瞬く然別湖の星たち。
90度、首をうしろにまげて真上を見上げると
360度、夜空を星たちが埋め尽くしていました。

時々、流れ星もサーッと流れます。 ☆彡

また、ビックリしたのは
流れ星の3分の1くらいのスピードで
ゆっくりと一直線に動く星を見つけたことです。

これはなんと

人工衛星だそうです!!


それからそれから、足元の水溜まりを
覗き込むと、天空の星たちがそこに
きらきらと映りこんでいるのにもビックリしました。

水溜まりに星が映り込むなんて・・・
然別湖は本来自然がもつすばらしい闇の世界を
平成の世にも失わずにいるようです。

もうひとつビックリしたのは
スタッフの方がもっている580円(だそうですw)のカンタンな
懐中電灯の光が北斗七星や北極星まで届いたことです。

信じられますか?
どこにでもあるような安い懐中電灯の
僅かな光が天高く、何万光年もむこうの星を
照らし出すのです!

まわりに光が一切ないのが理由だそうです。
ちょっとでも他に光があるととてもこのようにはいかないとのこと。
ましてや都会の夜では580円の懐中電灯では
「数メートル先も照らせないでしょ」とのことでした。

天体望遠鏡ではなく、これまたカンタンな
フィールドスコープで土星の輪もみせてくれました。


しばらくして、スタッフの方が
「今度はシマフクロウの鳴き声を聞きましょう」と言いました。
天然記念物・シマフクロウは翼を拡げると
1メートル80センチもの大きさになるそうです。

でも、残念だったのですが、
北海道だけに生息するこの国内最大のフクロウは
この原始の森の近くにはいないようでした。

耳を澄ませども澄ませども
然別湖の闇の中からは
「ボー」「ボー」という声は聞こえてきませんでした....

と・・・

そのとき、

「ホー」「ホー」という泣き声がどこからともなく
真っ暗闇の中から僕の耳に聞こえてきました。

「いる!」「シマフクロウがいる!」
僕は心の中で叫びました!

「フー」「フー」
今度はかなり近くではっきりとその音が聞こえました。

??

近すぎるぞ・・・

その音は
真っ暗闇の中で
一緒に参加したおやじさんが熱すぎるココアをさましている音でした。
「フー」「フー」

シマフクロウはコンサドーレ札幌のマークの
モチーフになっているそうです。

コンサドーレ札幌(画面左上のマークに注目)


然別湖ネイチャーセンター

-ナイトウォッチングの紹介文-
然別湖の夜。
しっかりと闇の世界に包まれます。
自然の持つ、本当の闇の世界を見に行きましょう。
然別湖だから味わうことのできる、特別な夜があります。

暗闇にほんのちょっと勇気を出し
一歩、足を進めてみると
昼間とは違うその光景に
心動かされました

外灯に邪魔されない然別湖の夜
星の輝き 月の明るさ 墨絵のような雲の情景
耳を澄まし 香りをかいで
五感で夜を楽しみます


▼今回の北海道旅行コース

釧路・釧路湿原(ノロッコ号)

釧路・和商市場 勝手丼

阿寒湖(マリモ)アイヌコタン

オンネトー(雌阿寒岳、阿寒富士)

ナイタイ高原牧場

然別湖・ナイトウォッチング(星空)

帯広(豚丼)

十勝平野・日高山脈

美蔓めん羊牧場

旧国鉄広尾線・幸福駅

前回の北海道旅行コース



村内伸弘@ムラウチ ドットコム

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