吉田松陰先生の「留魂録(講談社学術文庫)」の
レビューブログを書いたのはもう4年も前のことです。
最近は
道元禅師と懐奘の「正法眼蔵随聞記」にかぶれてまして、
やや吉田松陰先生はご無沙汰してました(^^;
吉田松陰先生は上の「留魂録」の他に、
「士規七則」という有名な文章がありまして、その中に、
「志を立ててもって万事の源となす。」という名言があるんです。
久しぶりに志は万事の源というこの名言のことを考えてて、
ちょっとググってみたら、
この名言のすばらしい解説文と出会いました。
仕事上、膨大な Webサイトやブログを毎日見てる僕ですが、
この解説文は近年稀(まれ)に見るほどの出来映えだと感じました。
こんなにもすばらしい文章が発行部数: 4 で
ネット上に埋もれてしまってるのはもったいないと思いましたので、
全文を引用させていただき皆さんにご紹介いたします!!
Yahoo!メルマガの文章なのですが、
発行者サイトやプロデューサーさんのブログへのリンクもありました。
▼KADENさんのHP
※静岡県裾野市を中心に、静岡県・山梨県・首都圏で
ブライダル・プランナーとして活動
▼ブライダルフラワーKADEN 静岡県東部ブライダル情報さん
http://blogs.yahoo.co.jp/bul20022002
(メルマガ「好きな仕事をする人の元気が出るお話」より引用)
↓↓↓↓↓
件名:「志を立ててもって万事の源とする」
配信日:2009/2/10
吉田松陰の言葉です。 「志を立ててもって万事の源とする」 何事も志がなくてはならない。 志を立てる事がすべての源である。
葉隠は、こう語ります。 「孔子は15歳ほどの年少で、学問の道に志を立てたところが聖人なのである。 いろいろ修行を積む事によって、聖人になられたのではない」 志は大切です。 志は目的です。 「こうしたい」「こうなりたい」という願望です。 そして、これは愛より生まれます。 愛のない心に、志は生まれないのです。
新約聖書ピリピ人への手紙2章13節には、「神はみこころのままに、あなたがたの うちに働いて志を立てさせ、事を行わせてくださるのです」と書かれています。
志は天命であると思います。
生き方がわからないのではなくて、「自分はどうしたいか?」なのです。 皆さんの心は自由です。
自由という言葉は、英語から来ています。明治に福沢諭吉が和訳しました。 「自らを由(よし)とする」です。
旧約聖書創世記1章の31節には、次の一文があります。 「神はお作りになったすべてのものを見られた。それは非常に良かった」 すべてのものは、許されてこの世に存在します。
だから、自分を解き放って、自由な心で志を抱いて下さい。
どうですか?
僕のぶひろはこの文章
古今東西の名文だと思いますよ!!
やさしい文章です。
司馬遼太郎の「松陰の優しさ」という講演録にも
松陰先生の文章は読む人にやさしい文章だと書かれてましたが、
この方の文章も松陰先生に負けず劣らず“優しい”と思いました。
“優しい文章”は気持ち良いです!
“優しい文章”を読むとうれしくなります。
僕のブログをご覧のみなさん!
もう一度、プロデューサーさんの名文を読んでみてください。
すべてのものは、許されてこの世に存在します。 だから、自分を解き放って、自由な心で志を抱いて下さい。
(参考)
"炎の教師"吉田松陰の遺書「留魂録」 - 二十一回猛士の死生観、ダイイング・メッセージ
・世田谷若林の松陰神社 長州藩士・吉田松陰先生のお墓にお参り
・「覚悟の磨き方」 超訳 吉田松陰 不安と生きるか。理想に死ぬか。
・゚.+:。 高杉東行、全身全霊 ゚.+:。 - 高杉晋作、功山寺挙兵の日
・酔題馬関旗亭壁(伊藤博文の漢詩) & ポーツマスの旗(伊藤博文の名場面)
村内伸弘@ムラウチ ドットコム