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吉田松陰宿泊「紙屋」跡 - 吉田松陰先生の平戸滞在中の宿泊先
(海岸通りの延命町にあった紙屋留右衛門という問屋に下宿)
柳川、伊万里につづいて、平戸(ひらど)に行ってきました。
僕の旅は、遊びではなく いつも学びです、
今回、“南蛮の街”平戸をえらんだのは
吉田松陰先生が嘉永3年(1850年) 21才の時、
54日間も この地に滞在して葉山左内、山鹿万介らから
山鹿流兵学や陽明学を学んだ場所だからです。
21才の松陰は、海外を紹介する自分が見たこともないような
新しい本が平戸に沢山あることにびっくりしたそうです。
そして若き松陰は、この平戸で“狂”こそがにんげんのエネルギーであるとした
陽明学にのめり込んでいったようです。
知行合一
「真に知るということは、それを実行することである」
「実行のなかにのみ学問がある、いくら考えが正しくとも行動がなければ学問ではない」
そうです!使命に燃え、行動に最大の価値を置く過酷な生き方に転じていったのです。
古い街並み、穏やかな平戸港、ゆっくりと流れる時間、
異国情緒の香りただよう平戸最高!
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真っ赤な平戸大橋。これぞニッポンのゴールデンゲートブリッジ!?
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オランダ橋こと、幸橋(さいわいばし)。
平戸湾にそそぐ鏡川に今も架かっているアーチ型の石橋。
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(左)平戸湾が見える (右)寺院と教会の見える風景
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聖フランシスコ・ザビエル記念聖堂
昭和6年(1931年)に建てられた平戸カトリック教会。
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穏やかな平戸港
▼今回の九州旅行コース
福岡・柳川 川下り「どんこ船」とうなぎのせいろ蒸し
長崎・平戸 松陰青春の地を訪れるのぶひろ
長崎・佐世保 「昭和43年1月、エンプラ事件」 の現場へ行ってきました。
(参考)
"炎の教師"吉田松陰の遺書「留魂録」 - 二十一回猛士の死生観、ダイイング・メッセージ
・世田谷若林の松陰神社 長州藩士・吉田松陰先生のお墓にお参り
・「覚悟の磨き方」 超訳 吉田松陰 不安と生きるか。理想に死ぬか。
・゚.+:。 高杉東行、全身全霊 ゚.+:。 - 高杉晋作、功山寺挙兵の日