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インドネシア・ジャカルタ旅行記 15 スラバヤ通り(古美術通り)、にほん帰国

スラバヤ通り(古美術通り)

メンテン地区からタクシーを使って、
スラバヤ通り(古美術通り)へやってきました。
ここは通りの名前の通り、
インドネシアの古美術品や骨董品、アンティーク品が
たっくさん並んでいます。
スミマセンが、雑貨とかガラクタとも言えるでしょうし、
古美術品に見せかけたニセモノも多いでしょう(笑い)
 

こんな雰囲気のお店が続きます。

僕は古いインドネシアのコインを買いました。
10ルピアコイン、20ルピアコイン、50ルピアコイン。

たぶん、97年の通貨危機とか、
もっと過去にもインフレがあって、
使われなくなってしまったんだと思ってますが、
ベトナムもインドネシアも 何十万とか何百万という単位が
普通の買い物で使われますので、
自分は金持ちになったんじゃないかと一瞬錯覚しますよね。
1万分の1、もしくは千分の1程度にデノミした方が
いいんじゃないでしょうか?(笑い)

水色のフォルクスワーゲンが停まっていました

僕は最近あんまり物欲がないので、コインの他には欲しい物はありませんでした。

 

そろそろ、スカルノハッタ空港へ向かう時間がきますので、
タクシーに乗って、ジャカルタ市内のホテルへ戻ることにしました。
夕方の 4:45、Blue Birdタクシーは、通るタクシー通るタクシーみんな
乗っていて、つかまえるのが大変でした。

ジャカルタでの残り時間あとわずか。
ジャカルタとのお別れを惜しもうと選んだお店は
ホテル近くの例の屋台風の店。
選んだ食べ物は、クエティアウ・ゴレン(Kwetiaw Goreng)!
Kwetiawはうどんというか、きしめんというか、
そんな感じの麺(ライスヌードル)でした。

うわ~、やっぱりうまそう!!

道端のイスに腰掛けると、
バジャイ(オート三輪タクシー)が吐き出す排気ガスがすごい。
エンジンの音やクラクションの音が騒々しい。
でも、時として吹く風が気持ちいいし、
何よりも炒めたてのクエティアウ・ゴレンから
漂ってくるいい匂いが最高です!

食べてみたら、うまーい!!
ジャカルタとのお別れにふさわしい!
楽しかったインドネシアの思い出にふさわしい!!

めちゃめちゃ美味しかったです。
涙が出るほど美味しかったです。
インドネシア、また来たいです。
ジャカルタ、忘れられません!!!!
 
 

イビスタマリンホテルへ戻りました。

ガイドさんが携帯(ブラックベリー)に入れてある写真を僕に
見せてくれました。インドネシアの民族舞踊を習っている
娘さんがユドヨノ大統領夫妻と一緒に撮った写真

インターネットから拾ったという、ジャワ島中部、
ムラピ火山の噴火の様子。

ジャカルタの昼間人口は 1200万人、夜間人口は 800万人。
金曜日の週末は、ジャカルタで下宿生活をしている人たちが
バンドンやボコールへ帰るため、ジャカルタから外へ出る道の
交通渋滞がすごいそうです。

渋滞に巻き込まれ、
飛行機に乗り遅れないように早めにホテルを出発し、
スカルノハッタ国際空港へ向かいました。

確かにホテルを出るとジャカルタ市内や
空港へ向かう道は大渋滞でした。早く出て正解です。
でも、変な言い方ですが
地下鉄ができたり、モノレールができて
渋滞がないジャカルタというのも逆に寂しいかもしれませんね。。。
モータリゼーションが怒涛のように進んでしまって
にっちもさっちもいかない時代のジャカルタを
ナマで体験することができてよかったのかもしれません。

スカルノハッタ国際空港
 

エコノミスト誌の「Japan's burden」という特集が目を引きました。
「日本の重荷」って意味ですね。

この一年、東南アジアの各国や各都市を
実際に自分自身の目で見てきましたが、
一つ言えることは、にほんの力が相対的に
低下しているということだと思います。

インドネシアが発するエネルギーを生身で感じてしまうと、
今の日本がいかに停滞し、いかに閉塞してしまっているかということが
よーくわかります。

自分の国の停滞感や閉塞感を実感して、
そのままジッとしている僕じゃあありません。

一朝一夕ではどうしようもありませんが、
これからキチンと行動を起こして、
自分の会社のために、
自分の国のために、
そして自分の星のために
前進していくつもりです。

物見遊山で海外行ってる訳じゃないんです。
行動を伴わない勉強にはまったく意味がありません。
知行合一(ちこうごういつ)!知行合一!

知っているだけじゃ無意味です、
見ただけでも無意味です。
行動を起こしてこそ、すべてが活き活きと生きてきます。

「日本の重荷」「日本は衰退する」なんて雑誌を世界中に配られて、
ムクムクと反発心が湧かない国民ならば、
没落して当然です。

でも、にほんは違いますよね!?

僕は今、こんなタイトルの雑誌を見せつけられて、
「負けてたまるか!」と思ってますよ。
ブログに書くだけで終わらせずに、
行動で示してみますので、みなさん、
どうぞご期待ください(^▽^) ハッハッハ

中国語を英語で勉強する辞書を衝動買いしました。
目標はトライリンガルです。
英語で中国語を勉強します!
 

飛行機の出発時刻のボードは LGでした。

空港のトイレでヤモリ(イモリ?)を発見!
どうやら、インドネシアを代表して、
この僕にお別れしてくれたようです ^ ^

ガルーダ・インドネシア航空の機内にあった「じゃかるた新聞」

 

さようならインドネシア、
さようならジャカルタ。

雲の上からこの光景を見た僕は文字通り
ガルーダ(神の鷲)になった気分です。

今まさに、平成22年11月20日(土)の太陽が昇ります

日出づる瞬間

日出づる国

にほんは、日出づる国。
太陽の昇る国、日の本・我がにほん。

アジアの繁栄、世界の繁栄に
我らにほん人はどう貢献できるのか?
どう貢献していくのか!

機内食:11月20日(土)の朝食

成田到着

京成スカイライナーで自宅へ帰ります。
 
 
インドネシア。
奥深く、しとやかで、力みなぎる国。

インドネシア。
知的で、情熱的で、パワフルな国。

インドネシア。
明るくて、矛盾だらけで、エネルギッシュな国。

さようなら、
そして、ありがとう。

インドネシア。
何もかも心に残ります。
  
 
トゥリマカシ(ありがとう)、インドネシア、
トゥリマカシ(ありがとう)、ジャカルタ。

サンパイ ジュンパ ラギ(またお会いしましょう)。

 

▼今回のインドネシア・ジャカルタ旅行記
インドネシア・ジャカルタ旅行記 01 成田空港で世界の美人スッチーを激写!

インドネシア・ジャカルタ旅行記 02 ボルネオ島上空を通りスカルノハッタ国際空港へ

インドネシア・ジャカルタ旅行記 03 サリナデパートとブロックM

インドネシア・ジャカルタ旅行記 04 コタ地区到着、遠足?の学生さん

インドネシア・ジャカルタ旅行記 05 カンポン潜入、バジャイでパサール・イカンへ

インドネシア・ジャカルタ旅行記 06 ファタヒラ広場とムスリムの明るい女の子たち

インドネシア・ジャカルタ旅行記 07 旧バタビア街(オールドバタビア)歩き回り

インドネシア・ジャカルタ旅行記 08 最高にうまいナシゴレン、夜のジャカルタ散歩

インドネシア・ジャカルタ旅行記 09 歓迎の塔、シャングリラホテル

インドネシア・ジャカルタ旅行記 10 トランスジャカルタ、大統領宮殿、スコールで雨宿り

インドネシア・ジャカルタ旅行記 11 モナス(独立記念塔)とインドネシア独立

インドネシア・ジャカルタ旅行記 12 イスティクラル・モスクと大聖堂

インドネシア・ジャカルタ旅行記 13 インドネシア国立博物館

インドネシア・ジャカルタ旅行記 14 オバマ少年像(高級住宅地・メンテン地区)

インドネシア・ジャカルタ旅行記 15 スラバヤ通り(古美術通り)、にほん帰国


(参考)
ジャカルタ路地裏フィールドノート / 倉沢愛子

アジア遊学 No.90 ジャカルタの今を読む / 勉誠出版

アジアの大都市[2] ジャカルタ / 大阪市立大学経済研究所[監修]

インドネシア イスラーム主義のゆくえ / 見市 建

インドネシアを知るための50章 / 明石書店

インドネシア 再生への挑戦 / 石田正美編 アジア経済研究所

2009年インドネシアの選挙 / 本名 純・川村 晃一編 アジア経済研究所

インドネシア 多民族国家という宿命 / 水本 達也

インドネシア進出 完全ガイド / 編著 黒田法律事務所

平成22(2010)年11月、ベトナム・ハノイ

平成22(2010)年9月、ベトナム・ホーチミン  
平成22(2010)年8月、フィリピン・マニラ

平成22(2010)年8月、香港

平成22(2010)年6月、シンガーポール(第二回)

平成22(2010)年4月、シンガポール(第一回)

平成22(2010)年3月、シドニー

平成20(2008)年2月、タイ・バンコク

平成17(2005)年5月、台湾・台北

平成16(2004)年11月、韓国・ソウル

 
 

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