40歳直前、バンコクのタイ王宮で両手をあわせるのぶひろ
「サワディーカップ♪(こんにちわ~)」
ワット・ポー(涅槃寺/ねはん寺)
お釈迦さまが亡くなる様子(入滅)を表した涅槃仏 / リクライニング・ブッダ
おだやかに横たわるお釈迦さま!光り輝いてました。
平成20年2月9日~12日・タイ旅行記
タイ、すばらしい国。
タイ、温かい人々。
タイ、口に合う料理。
タイ、安い物価。
タイ、喧騒と排気ガスの臭い。
タイ、近代的な高層ビルと古い路地裏。
タイ、きらびやかな極彩色の寺院。
タイ、微笑を湛え横たわるお釈迦さま。
タイ、狂おしく燃えた恋。
タイ、深まった仲間との友情。
まさにタイにやさしく抱きしめられ、
そのぬくもりに身も心も癒された4日間でした。
30代の最後の最後に訪れたバンコクで
僕はにんげんが、そして人類がますます好きになってしまいました。
日本人とかタイ人とかそんなことはどうでもよいことです!!
にんげんがすばらしいんです。
生きているってことが素敵なんです \(^O ^)/
夢のような、幻のようなタイランドの4日間を
今日はこのブログにまとめてみました。
↓↓↓↓↓
タイ国際航空(TG) 643便
機体は紫色、座席もスッチーの制服も真ムラサキ!
でも、すっごく似合うんですよね。実に素敵なムラサキでした。
タイ人スッチーは整った顔立ちで、やさしい微笑みで
とってもとっても素敵でした。
ベトナム上空で蛇行するメコン川が見え始めた頃は、
眼下には茶色い大地が見えていたのですが、
徐々に飛行機が高度を下げ、白い雲の中を抜け
タイ上空に近づくと、緑の平野の中に家々が見えました。
車が見える、運河が流れる、水田が輝く。
緑の大地・タイが僕たちを温かく迎えてくれました。
飛行機を降りるとき、
スッチー達は両手を胸の前で合わせて
僕たちを見送ってくれました。萌え~っw
ウワー気温は高いぞ、ムワーって感じ。タイは暑ちーっ
タイ、バンコクの新しい空の玄関口 「スワンナプーム新国際空港」。
街の至るところでみられる王様(ラーマ9世)の写真
国民はこの王様・プミポン国王陛下をとても慕っているようです。
(左)僕らの乗った2階建てバス (右)バスの中にも国王の写真
宿泊した「インターコンチネンタル バンコク」
まずは仕事から書きます!
ミッチリとタイの経済状況やタイへの投資について皆で勉強しました。
(左)「盤谷」と書いて“バンコク”と読むようです。初めて知りました。
タイ投資委員会(BOI)について学びましたが、
BOIはタイの経済や産業の発展に貢献する企業の
誘致を行う組織で法人税の免除など税制面、
そして非税制面などでさまざまな特典があるということでした。
将来の“ムラウチドットコム タイ”のための情報収集ですよ!
ふふふふw
また、タイへの投資はダントツで日本が多いそうで、
タイの約40%は日本企業からの投資とのことでした。
確かに自動車や家電製品など日本企業の製品が
やたらと多いのはタイについてすぐ実感してました!
投資アドバイザーの方は
社会主義で政情不安定な中国やベトナム、
インフラが整っていないインドなどに比べ
安定して投資がしやすいのがタイ!などと盛んにPRしていました(^^)
【 項目 】 | 日本 | タイ |
国土面積(万㎡) | 37.8 | 51.3 |
首都圏面積(万㎡) | 0.21 | 0.16 |
農地面積(万㎡) | 4.7 | 18.0 |
人口(百万人) | 127.8 | 62.8 |
首都圏人口(百万人) | 12.6 | 5.7 |
人口密度(人/k㎡) | 343 | 122 |
首都圏人口密度(人/k㎡) | 5698 | 3631 |
GDP(10億米ドル) | 4368 | 207 |
一人当たりGDP(米ドル) | 34188 | 3186 |
輸出額(10億米ドル) | 647.3 | 127.9 |
輸入額(10億米ドル) | 579.3 | 126.9 |
公的債務残高(10億米ドル) | 7702 | 73 |
公的債務残高 対GDP比(%) | 177.6 | 41.2 |
経済成長率(%) | 2.2 | 5.1 |
失業率(%) | 4.1 | 1.5 |
※日本 2004~2006年度、タイ 2005~2006年度
【 タイ 】 | 02年 | 03年 | 04年 | 05年 | 06年 | 07年 | 08年 |
実質GDP成長率(%) | 5.3 | 7.1 | 6.3 | 4.5 | 5.1 | 4.5 | 4.0-5.0 |
【 最低賃金 】 | バンコク首都圏 | 工業県 | その他全県 |
08年1月(日給) | 194バーツ (640円) |
159-193バーツ (525円-637円) |
143-158バーツ (472円-521円) |
※カッコ内の日本円は 1バーツ 3.3円で換算
※1日丸々働いてたった 500円、600円という収入のようです
実際の投資事例として工場見学に行きました。
ナワナコン工業団地の中にある精密スプリング(バネ)工場
たまたま僕がタイに持って行ったカシオのデジカメの
レンズまわりに使われているバネがどうやらこの工場で
作られているらしく、すっごくビックリしました!
僕のデジカメはタイに「里帰り」したというわけです!!
この工場は日本人5人でタイ人320名を使っているそうです。
ですが、すでにタイ人のマネージャークラスと日本人とには
そんなに大きな差はなく、タイ人からどんどん
品質管理や業務改善のアイディアがでるそうです。
もちろん商業施設の視察も積極的にこなして
これまた実経済の勉強になりました。
ラチャダムリ通りとラマ1世通りの交差点付近には
巨大ショッピングモールやデパートなどが立ち並んでいます。
伊勢丹もありました~!
ショッピングセンターやデパートだけを見ると
もう日本とタイの差はぜんぜんないようです。
「あっ、エビちゃんだ!」思わず僕は叫んでしまいました。
タイのエビちゃん。もどき(笑い)
公営ナイトマーケットの「スワン・ルム・ナイトバザール」
服や雑貨が所狭しと並ぶパッポン通りの屋台
露店がひしめき合う様は圧巻!
パッポン通りは偽ブランド品が超お買得(大爆笑)
今回の視察旅行はホテルのロケーションも良かったし、
フリーの時間が比較的あったり、
単独行動がしやすかったりもしたので
けっこう仕事以外でもいろいろなところに行くことができました。
バチバチ撮った写真ガンガン載せますのでご覧くださ~い!
小泉首相も食べた人気店 「海鮮タイ料理店・ソンブーン」
各料理が最高うまい!
タイビールのシンハー(SINGHA)もさっぱりしててイケます!
デザートのマンゴーも甘くって、ミルキーでメッチャうまーーい!!
「タイ料理店・マンゴスチン」
これが庶民が食べる「タイ料理」だそうです。
予想以上に口に合います!タイ料理はデリシャス!!
ワット・プラ・ケオ(エメラルド寺院)
(左)今年、1月2日に亡くなった王様のお姉様・ガラヤニー王女殿下
(右)タイ全土から王宮に続々と黒い喪服の人々が集まってきていました。
王宮
(右)昔、王様がつかったという“象乗り場”
車じゃなくって、ゾウに乗る場所ってことです(笑い)
ワット・アルン(暁の寺)
三島由紀夫の小説「豊穣の海」第三巻“暁の寺”のモチーフに
なった寺院です。陶器の破片に覆われたこの急角度の塔に
一緒に行ったみんなで登りましたが普段使わない筋肉を使うので
みんなは腿(モモ)がピクピクして困ってました。はっはっは
僕は普段ウォーキングで鍛えているので大丈夫でした!!
メナム川を船で渡り「暁の寺院」に向かう
(右)暁の寺の上から見た景色はどことなくヨーロッパ的
ワット・ポー(涅槃寺) 長さ46mの 「涅槃仏」
(右)ブッダの足裏には螺鈿細工でバラモン教に
おける108の宇宙観が表現されていました
スカイトレイン(BTS)
BTSの駅のホームにあった「英会話教室」の看板。
タイ人も英語を勉強している?
負けられないっす!!w
スラム街(昔ながらの庶民のくらし)
いかにも東南アジア的なバンコクの路地裏の街を散策しました。
これが何といっても東南アジアの醍醐味です!
日本人は僕しかいませんでした(笑い)
この狭い路地裏の人々はみんな横になったり、
座り込んだり、道端でモノをガツガツ喰ったり、
われら日本人の視点から見ると
だらだらし過ぎ!働かなさ過ぎ~!!(笑)
でも、なんだか豊かなようにも見えたんですよ(°o°)
写真右下、地べたに座り込む少年たち
“昭和チックな腕白小僧”に見えませんか?
子供の数、やたらと多かったです。
でもですよ、
こんな、正直汚いような裏通りのスラム街で
子供たち何していたと思いますか?
遊んでいる子もたくさんいましたが
何人もの子供が帳面を出して勉強してました!
僕はその様子を間違いなく見ました。
タイ恐るべし、教育意識は高そうです。
それから問題なのは、
この細くて狭い路地でみんなバイクに乗ってるんですが、
どうみても小学生高学年とか中学生くらいの男の子が
バイクに乗ってるんですよ!
ハハハ、メチャクチャですね。でも、なんとなく自然でしたよ。
不思議な感覚ですw
それと、1台のバイクに一家4人で乗るのは
やめて欲しいですね(笑)
それから、みんなちゃんとヘルメットかぶって欲しいです。
ヘルメット誰もかぶってなかったんですwww
(左)トタン屋根の家が街中にたくさんありました
(右)狭い無数の路地が複雑に絡み合って、
一度中に入り込むと迷路みたいで、
一瞬出られなくなるかも!?と不安になっちゃいました。
パッポン通り 「ピンクパンサー」のムエタイ・ショー
真ん中はかなり弱そう(笑い)
※ムエタイ=国技のタイ式ボクシングのこと
(左)パッポンストリート (右)カウボーイ通り
バンコクの風物詩 「トゥクトゥク(三輪自動車)」にも乗りましたよ!
でも、ちゃちな車体なのに運転手はかなり飛ばすわ!
強引な割り込みはするわ!
排気ガスはすごいわで、
地元の人は乗らないんだそうですw
確かに、命の危険を感じましたよ。ははは(爆笑)
その他、さまざまなバンコクの表情です。
雑貨はさすがに仏教色が強いです。ブッダ(お釈迦様)が多かったです。
(左)バンコクの犬はいつもグッタリというか、
寝そべって動きません。暑いんでしょうか?
(左)電線の束にご注目
(右)雨季のスコール対策のため、舗道(段)が日本より高いです
バンコクは夕方の渋滞がすごかったです。
夢かうつつか タイ・バンコクの旅、
僕のぶひろの30代最後を飾る旅のレポートでした。
ご一読ありがとうございました。
長かったでしょ!!
僕も書くの疲れました(^^;
今、午前3時45分ですよ!!はっはっは
最後にこの旅を長い時間かけて準備、企画してくれた
Tさん、Kさん、Yさんはじめ関係者の皆さんに
感謝いたします。
旅行だけではなくすべてのことにいえますが、
影で努力をされる方々のお陰で
物事は成就するんだと思います。
「関係者の皆さん、すばらしい旅をありがとうございました。」
(参考1)
有名な話ですが、アジアの国々の中で過去に植民地支配を受けず
独立を守り通したのは日本とタイの2国だけです。
(参考2)
▼世の中いろんな人がいる ☆\(^▽^ )/
にほんブログ村 タイ王国情報ブログ村 を見る
きょうのキーワード:微笑みの国