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インドネシア進出 完全ガイド / 編著 黒田法律事務所

インドネシア進出 完全ガイド / 編著 黒田法律事務所

 
 
「インドネシア進出」

なんという甘美な響きでしょう。。。
夢の海外進出!
しかも、多様な文化、歴史、伝統、
そして美しい自然に恵まれたインドネシア!

すわっ、ムラウチドットコム インドネシア設立か!?
 
 
・・・な~んてことは、ありません(笑い)

まずは、目の前の仕事に必死に取り組み、
足元をシッカリと見つめて、ただひたすら努力するだけです。
 
 
でも、せっかくですので、
海外進出方法について本だけは読んで、
知識としては頭に入れておこうと思いました。
将来訪れるかもしれない、“Xデー”に備えて・・・ ← 無理無理(ヘ_ヘ)
 
 
さて、この「インドネシア進出 完全ガイド」
読み終えてみると、実際はもろもろの障害が
待ち受けているんだとは思いますが、
海外に進出するのって意外と簡単な気がしてきました。
なぜならば、インドネシア政府が外資の受け入れに積極的だからです。
必死と言ってもよいでしょう。

自国経済の発展、成長には外資を呼び込むことが
重要項目のひとつであって、政府は投資環境の整備に
力を注ぎ続けているようです。
※ページ下:参考「ユドヨノ大統領挨拶」も参照願います

インドネシアに進出している企業で最も大きな割合を占める
製造業分野に対して、国際協力銀行が日本企業に行ったアンケートでは、
インドネシアへの進出を有望だと考える理由は
「現地マーケットの今後の成長性」
「安価な労働力」
「現地マーケットの現状規模」が多かったようです。
反面、インドネシアの課題としては
「インフラが未整備」
「治安・社会情勢が不安」
「法制の運用が不透明」
「労働コストの上昇」
「他社との激しい競争」などが挙げられたそうです。

これらの課題の中で、インドネシア政府が対応可能なものは
外国からの投資の促進を狙って、その障害を取り除くために
継続的な努力を重ねてきているようですので、その気になれば
海外進出はできると思えてきました!! ← びっくりマーク2つ。力み過ぎ~w(ヘ_ヘ)
 
 
この本は最初にインドネシアに関する一般情報や、
投資環境について書かれた章があって、
グラフ、表、図も豊富ですし、
僕は上記のようなことをすぐに感じました。
  
 
その後、後半も、
インドネシアの投資関連法制、投資奨励措置、
土地制度、労働法と労務管理、税務、
M&A、会社の解散・清算などについて章を分けて、
かなり充実した具体的な解説がありました。

こういった法制度は刻々と変化したり、
解釈や運用の方法で玉虫色になったりということもあるので、
実際は、本を読むだけではなく、現地の事情に精通した
エージェントなどのアドバイスを受けることが必須だとは思いますが、
その前段として知識はあるにこしたことはありませんので
これらの大体の様子がつかめてよかったです ^^

それから、最後になりますが
欠勤した労働者に対して賃金が支払われるケースとして
「子供の割礼(かつれい)の場合には 2日分」とか書いてあったり、
「事業者は、社員/労働者に対しお祈りを行うための
十分な機会を与えなければならない」という規定が労働法にあったり、
人口の大多数がムスリム(イスラム教徒)で、飲酒の習慣がないため、
海外アルコールメーカーの投資が禁止されていたりと
イスラムの習慣に絡んだいろいろな注意点があるのが
異教徒?の僕から見ると面白かったです ^^

インドネシア。
すぐさま進出する
カネもない、
力もない、
その気もないですけど、
この本を読んで、気分だけでも海外進出できました(爆笑)

関連知識も多少はつきましたし、
やっぱり一生懸命勉強するのは大切です。

ねっ、諭吉先生!
勉強って大切ですよね~!?

  ↓↓↓↓↓

賢い人間になるか、愚かな人間になるか。 お金持ちになるか、貧乏になるか。 身分高き人になるか、身分低き人になるか。 これらは学問をするかしないかで決まるものである。

(参考)

秋篠宮同妃両殿下のインドネシア御訪問に際しての スシロ・バンバン・ユドヨノ大統領挨拶 - 平成20年1月20日

御列席の皆様、 50年に亘る二国間関係において、 日本は常にインドネシアの最も重要な経済パートナーの一つであり続けてきました。 日本は、貿易・投資や開発協力・技術協力などを通じて、 インドネシアの経済社会開発に参画してきました。 一方、インドネシアも、日本国民が必要とするエネルギーを含む 多様な産品を継続的に輸出してきました。

インドネシア政府及び国民は、 アチェ、北スマトラ、中部ジャワ及びジョグジャカルタにおいて 発生した地震や津波のような各種の自然災害に対する 日本政府及び国民の支援と思いやりを決して忘れたことはありません。

2005年に合意された「新たな挑戦へのパートナー」を土台として、 2006年には「平和で繁栄する未来へ向けての戦略的パートナーシップ」が 署名され、今日、日本とインドネシアの二国間関係は新たな段階に入りました。

2007年8月に安倍総理がインドネシアを訪問した際、 安倍総理と私は日本インドネシア経済連携協定に署名いたしました。 この協定は、両国の経済関係を強化するための支柱となるものです。

このように、我々は、この数年間で両国関係の急速な発展を目の当たりにしてきました。 我々は、より包括的でダイナミックで戦略的な関係を構築する新たな局面に入っています。

文化芸術使節の訪問や、観光客の訪問など、文化の面からも、 日本とインドネシアの友好関係は一層緊密になっています。 両国国民の相互訪問は、相互理解の促進にとり重要な手段です。

この点に関し、インドネシア政府は、 2008年をインドネシア観光年(Visit Indonesia Year 2008)と定めています。 日本の観光客の皆様には、是非インドネシアを訪問頂き、 インドネシアの多様な文化、歴史、伝統、そして美しい自然を間近で知って頂きたいと思います。

世界第二位の経済大国である日本と、 経済成長を遂げている世界で3番目に大きな民主国家であるインドネシアとが、 世界の平和と安定と繁栄、そして地域と世界の環境保全のため、 引き続き貢献できることを期待しています。

 
 

(僕が読んだインドネシアの本)
ジャカルタ路地裏フィールドノート / 倉沢愛子

アジア遊学 No.90 ジャカルタの今を読む / 勉誠出版

アジアの大都市[2] ジャカルタ / 大阪市立大学経済研究所[監修]

インドネシア イスラーム主義のゆくえ / 見市 建

インドネシアを知るための50章 / 明石書店

インドネシア 再生への挑戦 / 石田正美編 アジア経済研究所

2009年インドネシアの選挙 / 本名 純・川村 晃一編 アジア経済研究所

インドネシア 多民族国家という宿命 / 水本 達也

インドネシア進出 完全ガイド / 編著 黒田法律事務所

(参考)
じゃかるた新聞 インドネシア最新ニュース

インドネシアジャカルタジェイピープル

よろずインドネシア Yorozu Indonesia

ジャカルタ ジャパン クラブ(JJC)

インドネシア文化宮 - インドネシア METRO TV(メトロテレビ)東京支局

インドネシア共和国文化観光省

ガルーダ・インドネシア航空

在インドネシア日本国大使館

インドネシア共和国 - 外務省

インドネシア - 海外安全ホームページ

インドネシア - ジェトロ(日本貿易振興機構)

インドネシア語技能検定試験 - 日本インドネシア語検定協会

インドネシア - Wikipedia

村内伸弘@ムラウチ ドットコム

 
 

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