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マレーシア・クアラルンプール旅行記 13 国立博物館と夜のブキッビンタン

マレーシア国立博物館 1962年建築

国立博物館 外観

イタリアンガラスのモザイクで作られた壁画、
マレーシアの重要な歴史上の出来事や工芸品が描かれています。

国立博物館のメイン入口になぜか、
マレーシアのサッカー代表チームの展示がありました(笑い)。
どうやら、昨年2010年の東南アジアサッカー選手権(AFFスズキカップ)で初優勝をしたみたいです。
将来、我らが日本代表を脅かすチームになってくるのでしょうか?

というよりも、
この国立博物館の警備スタッフ、
警備じゃなくって、サッカーのビデオに見入ってましたよ。
はっはっは、サッカーは人を狂わせますよねっw

広い広いプトラジャヤを歩いて回ったので、もうクタクタ。
国立博物館に行って最初にしたのは、ドリンキング・ジュース。
何か飲まなきゃ、展示に集中できません!

今度のは 100PLUSという、マレーシアのポカリスエット、アクエリアス的な
存在のようです。まあ、スポーツドリンクですね。

それと、マンゴージュースも一気に飲み干しました。
うまいー、生き返る~♪

日本軍の展示(日本の統治時代)

独立の国旗を掲げるアブドゥル・ラーマン首相ら

国家の独立を成し遂げて旗を掲げる瞬間の喜びとは
一体どんなものなのでしょうか!?
THE RAISING OF THE FLAG OF THE FEDERATION OF MALAYA

マレーシアの民族衣装

マレーシアの学生さん達

中央:マハティール首相(在任期間:1981年-2003年)

国王の黄色い帽子

国立博物館見学終了。
ただ、問題は実際、疲れ切ってたんで一通り回ってみましたが、
頭に入んないですw
やっぱり、博物館は頭が冴えてる午前中に行くべきです。
ましてや、赤道近くの国を何時間も歩き回った後に行っても、
頭に入んないですよ(笑)
大失敗です。
 
 

マラヤ連邦・マレーシア初代首相 トゥンク・アブドゥル・ラーマン

それから、世界のコインを集めてる友達から頼まれて
今回も小銭集めをしたんですが、
1¢(セン)というコインが、
どの銀行へ行っても、どの両替商に立ち寄っても
「no more produce」だということで手に入らなかったんですが、
この国立博物館の裏にあった古銭商に 1セン(写真下側)がありました!
もう諦めて、友達への言い訳を探してたんですが、
最後の最後に奇跡のゲットです。

店のおやじ、僕がパッと来て、
1センをパッと買ったんで、
ノリノリになっちゃって、
次々にこのコインはどうだ?このコインは
とっておきのだ!という感じで、
僕にコインを勧めてきました。

まあ、いくらでもないし、
時々、日本語まじりで一生懸命
売り込んでくれたので、
思わず、イギリス統治時代 1920年鋳造の
1¢(セン)コインを買っちゃいました。(写真上側)
四角いコインです、珍しいですよね ^^

「George V KING AND EMPEROR OF INDIA」って、
書かれてますが、イギリスの国王というのはわかりますが、
“インドの皇帝”って刻まれています。

1920年発行ですから、
まだ、100年経ってないわけですよね。
インドの皇帝は、イギリス人だったんですね!
イギリス領インド帝国(英領印度)。
これは改めて驚きですし、
猛烈なイギリスの植民地支配を
象徴しているようなコインだと直感しました。
インド人から見たらコレとんでもないことですよねっ
我が日本にはこのようなコインが存在したことはありません。
チンギス・ハンのコインとか、
マッカーサーのコインとかないですもんね。

東南アジアを巡るといつも思うんですが、
店員が店の中や前で、食べたり、座り込んだり、寝転んだりしているのを
なんとかしてほしいです(笑い)
僕が店長なら、絶対こんなことさせません!

・・・と力んでみても始まりませんね、
これは文化なのかもしれませんから。
いやいや文化なのでしょうw

まあ、日本は何から何まで
いつもかしこまりすぎって感じもしますよね。

インドカレー

中華、マレー料理ときてたので、
この日の夜はインド系の料理を食べたいと思って、
ホテル近くのパキスタン・北インド料理店でカレーを食べました。
ご飯の上に、自分の好きなカレーを選んで
ぶっかける感じでしたので、できるだけソフトで辛くないのを
店の人に聞いてから選びました。

これが大正解。
日本人である僕にもぴったりの味とちょうど良い辛さで
とってもおいしかったです。
 
 

アロー通り 屋台街

アロー通り 春節の龍の舞

華人たち盛り上がってました ^^

ブキッビンタンではとにかくブルカの女性が目立ちました。
チャイナタウンでも多く見かけたのですが、
真っ黒黒なので、一瞬ドキッとするんですが、
明らかに買い物に繰り出して、夜遊びしちゃってる感が
ありありで微笑ましいです。
イランやサウジなどの富裕層にとって、
繁栄するイスラム国家・マレーシアは“買い物天国”なのです!

似顔絵や似顔絵描きをのぞき込むブルカの女性たち

でも、それにしても正直な話、
中東の女性はとんでもなくキレイですよ!
ビックリするほどキレイです。
世界で一番キレイなんじゃないでしょうか!?
似顔絵を描いてもらっていた白いスカーフの女性も中東系だったのですが、
このイラストを見ただけでも、
すっごくキレイなことがわかりますよね!
僕はこの女性の実物のお顔を拝ませてもらいましたが、
すさまじいほどキレイでした。

一度、イスラミックな中東の女性と
手をつないでデートしてみたいですっ
でも、恐らく一生叶わぬ夢のままでしょうけど・・・

夢を叶えるためには、
ムラウチドットコムをいつの日かイランに出店させるしか
ないと思います。イラン出店ガンバリマス!!← 大バカw
 
 

ZORK CLUB(ゾーク・クラブ)

クアラルンプール最後の夜は、
ZORK CLUB(ゾーク・クラブ)という
人気クラブを覗いてみました。

シドニーではデンマーク人と一緒に踊りましたが、
今回は完全傍観者です。というよりも
“得体のしれない謎のジャパニーズ”って感じですかね(笑い)

大体が、昼間本当に疲れ切ったので、
踊りたい気分じゃないですよ。
でも、せっかくなのでマレーシアの若者たちの生態を
ウォッチしておこうと思って行ってみたんです。

男の子たちは、リーゼントっぽい髪型で、
腕にタトゥー(墨)入れて粋がってたり、
女の子は露出度の高い黒いキャミソールを着て、
タバコをプカプカプカプカやってました(笑い)
マレーシアも豊かな国になりました。
ニッポンも豊かな国になりました。
アジアは豊かになりました。

司馬遼太郎の文章でこんなのが昔ありました。

いまの日本の企業社会で、同種企業と気が狂ったように 競争しているサラリーマンたちの70%以上は祖父の代まで、 太陽の下でスゲ笠をかぶりながら畑の草をとっていた。 たった二代で大変化をおこしたこの社会で、われわれは わりあい平気で生きているというのがこっけいなほどだが、 しかし心のどこかで、かつての人間らしい社会へ 回帰したいという思いがたえずあるらしい。(司馬遼太郎)

 
 
このクラブに集う若者たちのたぶん一代前、二代前の世代では
こんな暮らしやこんな遊びは考えられなかったんでしょうね。
マレーシアは圧倒的に発展したんです。
豊かになったんです。
僕はそう感じました。

そして、それは素晴らしいことなんです!
人類はみな、貧困から逃れるべきなんです!!

ちなみに来場者は華人系が圧倒的で、
飲酒が表向き禁止されているイスラム教徒(マレー系)の人たちは
まったくクラブの中にいないようでした。

村内伸弘@ムラウチ ドットコム

▼今回のマレーシア・クアラルンプール旅行記
マレーシア・クアラルンプール旅行記 01 羽田空港 新国際線ターミナルから出発~

マレーシア・クアラルンプール旅行記 02 エアアジアX (AirAsia X)でKL到着~

マレーシア・クアラルンプール旅行記 03 マレーシアの象徴・KLCC ツインタワー

マレーシア・クアラルンプール旅行記 04 ブキッビンタンのバクテー屋「新峰肉骨茶」

マレーシア・クアラルンプール旅行記 05 チャイナタウンで豆腐花と雲呑麺

マレーシア・クアラルンプール旅行記 06 夜のKLタワーとツインタワー

マレーシア・クアラルンプール旅行記 07 チョウキット市場はディープなマレーシア!

マレーシア・クアラルンプール旅行記 08 トゥンク・アブドゥル・ラーマン通り&マスジット・インディア通り

マレーシア・クアラルンプール旅行記 09 マスジット・ジャメとムルデカ広場周辺

マレーシア・クアラルンプール旅行記 10 マレー鉄道に乗ってセレンバン散策

マレーシア・クアラルンプール旅行記 11 政治と行政の新都市・プトラジャヤ

マレーシア・クアラルンプール旅行記 12 広過ぎるプトラジャヤで歩き疲れる o(;△;)o

マレーシア・クアラルンプール旅行記 13 国立博物館と夜のブキッビンタン

マレーシア・クアラルンプール旅行記 14 JTBお土産物屋さんツアーで締めくくり


(参考)
地球の歩き方 マレーシア ブルネイ '11~'12

マレーシア凜凜 / 伴 美喜子

アジアの大都市[3] クアラルンプル / シンガポール / 大阪市立大学経済研究所[監修]

ASEAN先進経済論序説 / 三木 敏夫

マハティール政権下のマレーシア / 鳥居 高編 アジア経済研究所

立ち上がれ日本人 / マハティール・モハマド

 
平成22(2010)年11月、インドネシア・ジャカルタ

平成22(2010)年11月、ベトナム・ハノイ

平成22(2010)年9月、ベトナム・ホーチミン  
平成22(2010)年8月、フィリピン・マニラ

平成22(2010)年8月、香港

平成22(2010)年6月、シンガーポール(第二回)

平成22(2010)年4月、シンガポール(第一回)

平成22(2010)年3月、シドニー

平成20(2008)年2月、タイ・バンコク

平成17(2005)年5月、台湾・台北

平成16(2004)年11月、韓国・ソウル

 
 

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