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マレーシア国立博物館 1962年建築
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国立博物館 外観
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イタリアンガラスのモザイクで作られた壁画、
マレーシアの重要な歴史上の出来事や工芸品が描かれています。
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国立博物館のメイン入口になぜか、
マレーシアのサッカー代表チームの展示がありました(笑い)。
どうやら、昨年2010年の東南アジアサッカー選手権(AFFスズキカップ)で初優勝をしたみたいです。
将来、我らが日本代表を脅かすチームになってくるのでしょうか?
というよりも、
この国立博物館の警備スタッフ、
警備じゃなくって、サッカーのビデオに見入ってましたよ。
はっはっは、サッカーは人を狂わせますよねっw
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広い広いプトラジャヤを歩いて回ったので、もうクタクタ。
国立博物館に行って最初にしたのは、ドリンキング・ジュース。
何か飲まなきゃ、展示に集中できません!
今度のは 100PLUSという、マレーシアのポカリスエット、アクエリアス的な
存在のようです。まあ、スポーツドリンクですね。
それと、マンゴージュースも一気に飲み干しました。
うまいー、生き返る~♪
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日本軍の展示(日本の統治時代)
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独立の国旗を掲げるアブドゥル・ラーマン首相ら
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国家の独立を成し遂げて旗を掲げる瞬間の喜びとは
一体どんなものなのでしょうか!?
THE RAISING OF THE FLAG OF THE FEDERATION OF MALAYA
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マレーシアの民族衣装
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マレーシアの学生さん達
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国王の黄色い帽子
国立博物館見学終了。
ただ、問題は実際、疲れ切ってたんで一通り回ってみましたが、
頭に入んないですw
やっぱり、博物館は頭が冴えてる午前中に行くべきです。
ましてや、赤道近くの国を何時間も歩き回った後に行っても、
頭に入んないですよ(笑)
大失敗です。
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マラヤ連邦・マレーシア初代首相 トゥンク・アブドゥル・ラーマン
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それから、世界のコインを集めてる友達から頼まれて
今回も小銭集めをしたんですが、
1¢(セン)というコインが、
どの銀行へ行っても、どの両替商に立ち寄っても
「no more produce」だということで手に入らなかったんですが、
この国立博物館の裏にあった古銭商に 1セン(写真下側)がありました!
もう諦めて、友達への言い訳を探してたんですが、
最後の最後に奇跡のゲットです。
店のおやじ、僕がパッと来て、
1センをパッと買ったんで、
ノリノリになっちゃって、
次々にこのコインはどうだ?このコインは
とっておきのだ!という感じで、
僕にコインを勧めてきました。
まあ、いくらでもないし、
時々、日本語まじりで一生懸命
売り込んでくれたので、
思わず、イギリス統治時代 1920年鋳造の
1¢(セン)コインを買っちゃいました。(写真上側)
四角いコインです、珍しいですよね ^^
「George V KING AND EMPEROR OF INDIA」って、
書かれてますが、イギリスの国王というのはわかりますが、
“インドの皇帝”って刻まれています。
1920年発行ですから、
まだ、100年経ってないわけですよね。
インドの皇帝は、イギリス人だったんですね!
イギリス領インド帝国(英領印度)。
これは改めて驚きですし、
猛烈なイギリスの植民地支配を
象徴しているようなコインだと直感しました。
インド人から見たらコレとんでもないことですよねっ
我が日本にはこのようなコインが存在したことはありません。
チンギス・ハンのコインとか、
マッカーサーのコインとかないですもんね。
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東南アジアを巡るといつも思うんですが、
店員が店の中や前で、食べたり、座り込んだり、寝転んだりしているのを
なんとかしてほしいです(笑い)
僕が店長なら、絶対こんなことさせません!
・・・と力んでみても始まりませんね、
これは文化なのかもしれませんから。
いやいや文化なのでしょうw
まあ、日本は何から何まで
いつもかしこまりすぎって感じもしますよね。
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インドカレー
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中華、マレー料理ときてたので、
この日の夜はインド系の料理を食べたいと思って、
ホテル近くのパキスタン・北インド料理店でカレーを食べました。
ご飯の上に、自分の好きなカレーを選んで
ぶっかける感じでしたので、できるだけソフトで辛くないのを
店の人に聞いてから選びました。
これが大正解。
日本人である僕にもぴったりの味とちょうど良い辛さで
とってもおいしかったです。
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アロー通り 屋台街
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アロー通り 春節の龍の舞
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華人たち盛り上がってました ^^
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ブキッビンタンではとにかくブルカの女性が目立ちました。
チャイナタウンでも多く見かけたのですが、
真っ黒黒なので、一瞬ドキッとするんですが、
明らかに買い物に繰り出して、夜遊びしちゃってる感が
ありありで微笑ましいです。
イランやサウジなどの富裕層にとって、
繁栄するイスラム国家・マレーシアは“買い物天国”なのです!
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似顔絵や似顔絵描きをのぞき込むブルカの女性たち
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でも、それにしても正直な話、
中東の女性はとんでもなくキレイですよ!
ビックリするほどキレイです。
世界で一番キレイなんじゃないでしょうか!?
似顔絵を描いてもらっていた白いスカーフの女性も中東系だったのですが、
このイラストを見ただけでも、
すっごくキレイなことがわかりますよね!
僕はこの女性の実物のお顔を拝ませてもらいましたが、
すさまじいほどキレイでした。
一度、イスラミックな中東の女性と
手をつないでデートしてみたいですっ
でも、恐らく一生叶わぬ夢のままでしょうけど・・・
夢を叶えるためには、
ムラウチドットコムをいつの日かイランに出店させるしか
ないと思います。イラン出店ガンバリマス!!← 大バカw
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クアラルンプール最後の夜は、
ZORK CLUB(ゾーク・クラブ)という
人気クラブを覗いてみました。
シドニーではデンマーク人と一緒に踊りましたが、
今回は完全傍観者です。というよりも
“得体のしれない謎のジャパニーズ”って感じですかね(笑い)
大体が、昼間本当に疲れ切ったので、
踊りたい気分じゃないですよ。
でも、せっかくなのでマレーシアの若者たちの生態を
ウォッチしておこうと思って行ってみたんです。
男の子たちは、リーゼントっぽい髪型で、
腕にタトゥー(墨)入れて粋がってたり、
女の子は露出度の高い黒いキャミソールを着て、
タバコをプカプカプカプカやってました(笑い)
マレーシアも豊かな国になりました。
ニッポンも豊かな国になりました。
アジアは豊かになりました。
司馬遼太郎の文章でこんなのが昔ありました。
いまの日本の企業社会で、同種企業と気が狂ったように 競争しているサラリーマンたちの70%以上は祖父の代まで、 太陽の下でスゲ笠をかぶりながら畑の草をとっていた。 たった二代で大変化をおこしたこの社会で、われわれは わりあい平気で生きているというのがこっけいなほどだが、 しかし心のどこかで、かつての人間らしい社会へ 回帰したいという思いがたえずあるらしい。(司馬遼太郎)
このクラブに集う若者たちのたぶん一代前、二代前の世代では
こんな暮らしやこんな遊びは考えられなかったんでしょうね。
マレーシアは圧倒的に発展したんです。
豊かになったんです。
僕はそう感じました。
そして、それは素晴らしいことなんです!
人類はみな、貧困から逃れるべきなんです!!
ちなみに来場者は華人系が圧倒的で、
飲酒が表向き禁止されているイスラム教徒(マレー系)の人たちは
まったくクラブの中にいないようでした。
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村内伸弘@ムラウチ ドットコム♣
▼今回のマレーシア・クアラルンプール旅行記
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・マレーシア・クアラルンプール旅行記 12 広過ぎるプトラジャヤで歩き疲れる o(;△;)o
・マレーシア・クアラルンプール旅行記 13 国立博物館と夜のブキッビンタン
・マレーシア・クアラルンプール旅行記 14 JTBお土産物屋さんツアーで締めくくり
(参考)
・地球の歩き方 マレーシア ブルネイ '11~'12
・アジアの大都市[3] クアラルンプル / シンガポール / 大阪市立大学経済研究所[監修]
・マハティール政権下のマレーシア / 鳥居 高編 アジア経済研究所
・平成22(2010)年9月、ベトナム・ホーチミン
・平成22(2010)年8月、フィリピン・マニラ
▼世の中いろんな人がいる ☆\(^▽^ )/ にほんブログ村 マレーシア旅行ブログ村 を見る