熱帯魚の家、具志川城跡、おばけ坂、五枝の松、久米島球場

熱帯魚の家にいた真っ青な熱帯魚さんたち

天然の水族館！熱帯魚の家
　　
　

久米仙工場で泡盛を購入して、いい気分。
でも、そろそろこの素晴らしき久米島ともお別れです。

久米島にいられる時間が
どんどんとなくなっていきます。

先を急ぎます、
続いて「熱帯魚の家」に行きました。

岩場の潮だまりに熱帯魚たちがいるんです、
潮の満ち引きのイタズラで
岩場が天然の熱帯魚水族館になっているんです。

僕が見た熱帯魚の中で
ひときわ目立ったのが、透き通るような真っ青なブルーを
身にまとった魚でした。蛍光色！蛍光色！
めちゃめちゃブルーな熱帯魚がひらひらひらひら泳いでました！

比屋定バンタの海の青さもかなりヤバかったですが、
この熱帯魚の青さもおなじくらいヤバいですよ！

「熱帯魚の家」、誰が名づけたか、
ネーミングも素敵ですよね～
ニモみたいな魚もいましたよっ
　

「熱帯魚の家」近くの海
　
　　

具志川城跡

絶壁の上に建つ具志川城跡、石積みの城壁がキレイ
　
続けて、
具志川城跡、
古のつわものどもの夢の跡。
石垣がひっそりと残っていました。

三方を海に囲まれ、急斜面の南側が城門になっています。
前の海もきれいですし、
後ろの山の緑もそれに負けずキレイでした。
　
　

（左）おばけ坂　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（右）おばけ坂ちかくのパイナップル畑

赤土の向こうに青い海が見える！

おばけ坂、
久米島のミステリーゾーンだそうで、
坂道に車を止めると、坂の上に向かって
車が走り出すそうです。
僕は試してみましたが、
やり方が間違っていたのか、
やる場所が間違っていたのかダメでした（泣く）

もう少し試せばよかったけど、
飛行機の出発の時間がないんで、
久米島空港方面の
「五枝の松（五枝の松園地）」へ行きました。

五枝の松（五枝の松園地）

（左）五枝の松　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（右）久米島球場

（左）久米島球場スコアボード　　　　　　　　　　（右）さようなら久米島　久米島空港

樹齢250余年、国の天然記念物。
五枝の松は、枝分かれしている数も多く、
その枝ぶりもズシリと重く重厚感タップリ！
大きな大きな見事な琉球松でした～

最後は楽天イーグルスが春季キャンプを張る久米島球場。
両翼100m、センター122m！
なかなか立派な球場でしたよ～

ちなみに全部
他の人は誰もいませんでした。
１１月の久米島はとにかく人がいないですね。

RAC（琉球エアーコミューター）プロペラ機に
乗り込む直前に撮影した久米島空港ターミナルビル。
さようなら久米島、
生涯忘れられないような、すてきな想い出をありがとう。

僕が乗ったプロペラ機はゆっくりと離陸し、
久米島を離れました。

しばらく飛んで、左に旋回を始めたとたん、
左側の窓からキラキラと輝く青い海に浮かぶ
久米島の全景が見えました。

すばらしい景色です、
うつくしい光景です。

「あっ、あそこが久米島空港だ」
「あっ、あそこがイーフビーチだ！」
「うわっ、ハテの浜が見える！！」

僕は狭い機内で
思わず声を上げ続けてしまいました。

この３日間、
こんなにも美しい島にいたんだ。
夢のような３日間を過ごした久米島が
今、僕の眼下にたたずんでいる。

まるで僕のぶひろは

川端康成の「伊豆の踊り子」のラスト、
夜の船室で隣り合わせた少年のマントにもぐり込み、
少年の体温に包まれながら涙を出委せにした
「私」のようでした。

飛行機が進むにつれ、
次第に久米島もハテの浜も窓からは見えなくなりました。

見えるのは青い海原だけ、
久米島との別れ、
甘い快さ、
心の中でぽろぽろと流れた涙。

「久米島や　ああ久米島や　久米島や」
　
（参考）