皆さんは「運(運命)」を信じてますか?
僕は、信じています。
にんげんは、ひとりひとり間違いなく“運”を持っていると思います。
それが良い運か、悪い運かはわかりませんが・・・
もちろん、僕のスタンスはすべてを運任せにするのではなく、
にんげんとして努力できる範囲は努力をするが、
最後は“運”に支配されるというような感じですけどねっ
たまたま、年末、歴史小説「下天は夢か」で
織田信長の一生を描いた作家・津本陽(つもと よう)さんが
日経の「私の履歴書」に寄せた一文を読んで震えがきました。
戦国、幕末など我が祖国・にほんにとって
激動の時代を題材にして数々の小説を書いてきた
津本さんならではの恐ろしい一文です。
戦場でいつ戦死するかも知れない彼らは、 つよい無常観を抱いていた。信長が好んだ幸若舞「敦盛(あつもり)」の一節 「人間五十年、下天のうちをくらぶれば 夢まぼろしのごとくなり ひとたび生をうけて 滅せぬもののあるべきか」の語句のなかには、 争乱の時代をきりひらく信長の、虚無の思いがすべてこめられている。
人生の動きには、常に運がからみついている。 ある者は、奈落の底に沈みこんでいる境涯から、なにかのきっかけで 浮きあがり、考えもしなかった大成功をして、しあわせな一生を送る。 ある者はいったんは成功の絶頂にいながら、わずかなきっかけで 気づかぬうちに功業にかげりがさしはじめ、立ち直ろうとつとめても、 すべての当てがはずれ、あがけばそれだけ没落のいきおいが早まり、 短い期間に没落、窮死する。
戦国武将の生涯には、その過程が鮮明に刻まれている。 私は彼らの盛衰のなかに、人間の才覚だけではどうすることもできない、 運の変化を感じとった。(津本 陽)
「人間の才覚だけではどうすることもできない運」
いよいよ本厄(厄年)が終わりました、
平成22年、今年の僕の運勢はどうなのでしょうか!?
我ながら気になります。。。
でも、まずはただひたすら努力をし、
人事を尽くして天命を待ちます!
ん・・・、じゃなくって
今年は絶対
・烈々たる日本人 天正10年(1582年)、本能寺の変「是非に及ばず」
・梅原猛語録(梅原猛の格言) 「世界と人間 思うままにⅠ」より
・「日本人の死生観」五来 重 … 死後の世界、そして人間とは何か?
・人間の本性や人間心理を学ぶ本 - 「飛田で生きる」 遊郭経営10年、現在、スカウトマンの告白
・マルムシ君たちとブタナ(豚菜)さん ← 地球は人間だけのものではない
・知的興奮!「人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの」(人工知能を知ることは、人間を知ることだ。)
・この本 面白っ!「ヒューマン なぜヒトは人間になれたのか」 NHKスペシャル取材班
・人間は負けたら終わりではない、やめたら終わりなのだ。 『大いなる希望』音読 220回目
・We are all mortal. われわれは同じ人間なのです。
村内伸弘@ムラウチ ドットコム♣
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