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2010年 09月 13日(月) - 村内のぶひろ

人間の集団について ●ベトナムから考える / 司馬遼太郎
09.政治・社会 , 10.歴史・文化 , 11.旅行・温泉 , 13.読書・音楽全一覧(バックナンバー)

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人間の集団について ●ベトナムから考える / 司馬遼太郎  中公文庫
 
 
人間というもの (司馬遼太郎)」という、
司馬遼太郎さんの作品の“いいとこどり本”を読んでいるので、
もう、司馬さんの本を改めて読むつもりはなかったんですが、
“ベトナム”というキーワードにカンタンに釣られて読んでみました。

司馬さんがサイゴン(現在のホーチミン・シティ)を訪れたのは
1973年、昭和48年4月。まだ、ベトナム戦争の真中で
サイゴンから米軍の最後の部隊が撤退した三日後だったようです。

内容はベトナムそのものももちろんですが、
2000年来外圧に苦しみ、
世界でもっとも器用だと言われているベトナム人。 
朝鮮半島同様、つい最近まで南北に別れ
同じ民族同士で殺し合いの戦争をせざるをえなかった
ベトナム人について書いてありました。
ベトナム戦争は、まだほんの数十年前の話です。
 
 
「日本人は、日本文学の体質からみてもその発想や日常の動作をみていても
中国人や西洋人よりもはるかに女性的なのだが、
その面で類似した民族というのはベトナム人しかいないように思える。
日本人とベトナム人の似たところをあげればきりがないほどである。」

「ベトナムは中国文化を受容し、近代60数年のフランス植民地時代において
フランス文化を受容した。」

「ベトナム二千年の歴史を視覚的にいえば、一望の稲の美田が
ひろがっているだけの単調な風景である。千数百年以来、繰り返し
稲作をやってきて十分自給自足したという気楽な歴史風景である。」

「地球上で、ベトナムほど命の安いところはない。(のぶひろ註: 昭和42年当時)」

「ベトナム人は視線が合えば微笑する。」
 
司馬さんは、初めて訪れたベトナムの地で感じたことを、
まるで堰を切ったかのように書き綴っています。
なんというか、非常にベトナムを温かく好意的な目で見ていることが
文面からあふれ出ていて、読んでいて嬉しくなってきました ^ ^ 
  
 
あと、この本が書かれてから 40数年が経過した今は
どうか知りませんが、ベトナム人の8割が仏教徒で、
死んでは生まれ、生まれては死ぬという輪廻転生を信じていると
書かれていました。このくだりを読んでいて、アジア的な、
そう実にアジア的な生命観がベトナムに息づいているということが
わかって、新鮮で厳粛な気持ちになりました。
2010年。今も、ベトナム人は輪廻転生を信じているのでしょうか?
気になります。
 
それから、シンガポールへ行っても、
香港へ行っても、フィリピンへ行っても、漏れなく僕たちの
おじいちゃん達が当地へ進軍しているんですが、
ここベトナムも昭和16年(1941年)、僕たちのおじいちゃん達は
南部仏印(ベトナムなど)進駐で進軍しました。このことが、
アメリカを強く刺激し、先の戦争の直接のきっかけとなった
ことは有名な話ですよね。その意味では、ベトナムは、
日本という国にとって、忘れられない国でもあると思うんです。
 
 
最後になりますが、読み始めるとすぐわかりますが、
やっぱり司馬遼太郎は天才というか、別格というか、
歴史や人間に対する洞察力がケタ違いですね。
並外れています。誰もかないません。

司馬遼太郎の本を読むと
知的に興奮ができてたのしいです。
ましてや、この本は題材が
ベトナムとベトナム人なんですからなおさらでしたよっ(^^)
 
 
「われわれは、地上にはさまざまな社会があることを知らねばならない。(司馬遼太郎)」

「人間というのはいたわりあうべきものだという、かってどの国の社会にもあった人情が、
ベトナムではごく自然に息づいているのである。サイゴンでベトナム人の社会のすみに
すわっていると、自分の中で錆びついていた心の優しさが、さざなみのようにして
行きかえってくるのを感ずる。(司馬遼太郎)」

「このおそろしいほどに機械の修理などに器用で、物事の主題をのみこむ上で利口で、
そしてあきれるほどに働き好きのこの民族が、この豊穣な土地の上に近代国家をつくれば
東南アジアでぬきん出た国になるにちがいないことは、だれもが考える。私も考える。(司馬遼太郎)」



ベトナム国旗

(僕が読んだベトナムの本)
INSIGHT GUIDES 「VIETNAM(ベトナム)」
ベトナム産業分析 この一冊でベトナムの今が分かる!
まっぷる(マップルマガジン)2011 ベトナム
ホー・チ・ミン わが祖国の自由と独立 / 日本ベトナム友好協会
正伝 ホーチミン / ベトナム労働党中央党史研究委員会
現代ベトナムを知るための60章 / 明石書店
物語 ヴェトナムの歴史 一億人国家のダイナミズム / 小倉 貞男
人間の集団について ●ベトナムから考える / 司馬遼太郎
泥まみれの死 沢田教一ベトナム写真集
 
(参考)
ベトナムフェスティバル2010 Vietnam Festival 2010 - 2010年9/18日(土),9/19(日)
ベトナムスケッチ
ベトナムフォトジャーナル
ベトナム政府観光局
ベトナム社会主義共和国 - 外務省
ベトナム - Wikipedia
 
人間は、やっぱり出来損ないだ。田中角栄元首相
人間はねぇ (京都清水寺貫主 故・大西良慶 著)
怪物くん、最終回。 弱虫、にんげん最高!
梅原猛語録(梅原猛の格言) 「世界と人間 思うままにⅠ」より
「日本人の死生観」五来 重 … 死後の世界、そして人間とは何か?
にんげん(人間)
人間というもの (司馬遼太郎)
人間の本性や人間心理を学ぶ本 - 「飛田で生きる」 遊郭経営10年、現在、スカウトマンの告白
マルムシ君たちとブタナ(豚菜)さん ← 地球は人間だけのものではない
知的興奮!「人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの」(人工知能を知ることは、人間を知ることだ。)
この本 面白っ!「ヒューマン なぜヒトは人間になれたのか」 NHKスペシャル取材班
現状打破言葉 明元素(めいげんそ)人間
人間は負けたら終わりではない、やめたら終わりなのだ。 『大いなる希望』音読 220回目
懺悔、心機一転。 → → → そして再び朝型人間
We are all mortal. われわれは同じ人間なのです。
名著「忘れられた日本(宮本常一)」に深く驚嘆!感激!
運(運命) - にんげんは、ひとりひとり間違いなく“運”を持っている

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投稿者: 村内のぶひろ(ブログ社長)  2010年9月13日 08:35
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