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ベトナム産業分析 この一冊でベトナムの今が分かる!

ベトナム産業分析 この一冊でベトナムの今が分かる! ジェトロ・ホーチミン事務所 中西宏太 編著

 
 

ジェトロ(日本貿易振興機構)のホーチミンシティ事務所が
総力をあげて、今現在のベトナム産業を分析した本です。
ズバリ!すっごくまとまっていて、
ベトナムの産業に関しては、この一冊で
ほぼすべてを網羅していると思います。
こんなにある一国の産業のことが、
整然と、かつ表やグラフを使って見やすく、
そしてわかりやすくまとまった本はそうそうないと思います。
発行も2010年7月25日ですから、出たばっかですし、
3,800円は絶対に安いです!
ビジネス面からベトナムを眺めたい方々にとって
すばらしい一冊だと思います!! 
  
 
矢印の下のような感じでベトナムの各産業のことが
それぞれこと細かく載っていて、ご丁寧に、
それぞれの産業ごとにベトナムの有力企業、
日系の有力企業、その産業の協会の幹部などへの
インタビューもついていますので、
その産業の現況や課題などが、
すごく理解しやすいです。

取り上げられている産業情報の一覧を見てください。

  ↓↓↓↓↓

・ベトナムの農業
・ベトナムの水産・養殖業
・ベトナムの飲料・食品
・ベトナムの乳製品・食肉加工業

・ベトナムの鉄鋼・窯業・肥料
・ベトナムのパルプ・製紙
・ベトナムの家具・木材加工
・ベトナムの繊維・縫製・靴
・ベトナムの自動車
・ベトナムのバイク・自転車・タイヤ
・ベトナムの電子・電気製品
・ベトナムの造船
・ベトナムの医薬品・医薬部外品

・ベトナムの電力
・ベトナムの資源・燃料

・ベトナムのソフトウェア
・ベトナムの通信・インターネット

・ベトナムの銀行
・ベトナムの保険
・ベトナムのファンド・証券会社

・ベトナムのメディア・広告
・ベトナムの教育
・ベトナムの観光

・ベトナムの卸・小売
・ベトナムのフランチャイズ等

・ベトナムの建設・不動産

・ベトナムの物流
・ベトナムの公共交通・インフラ
 
 
これだけ、多くの産業についての記述をまとめて読むと、
イヤでも、ベトナムと言う国の全体像が
ハッキリと見えてきてしまいます。
(もちろん、見えてきた方がいいんですけどw)
 
僕も、このブログに書いてきたように、
ここ 1、2週間でいろいろなベトナム本を読みましたが、
この一冊で、特に現代のベトナムの姿を
かなり明確につかめた感じです。

統計データは豊富過ぎて、
いつもながら、1回じゃ頭に入りませーん

折に触れて、読み返したり、
この本はベトナムに持っていって、
ホテルの中で現地を見ながら、復習したいと思います。

ジェトロさんのホーチミン事務所、
渾身のすばらしい一冊だと思います。

(目次)
・ベトナム 政治経済・日越関係
・ベトナム情報マップ 2010
 01 全国地図・物流網
 02 各省・市データ
 03 国の概要・歴史
 04 マクロ経済
 05 外国直接投資
 06 税務/日本との関係
 07 労務/現地調達率/FTA
 08 市場としてのベトナム
・生産拠点のベトナム
・消費市場のベトナム
・外国投資出資比率規制
・国有企業改革と株式化
・M&A事情
・日系商社トップに聞く
・ベトナム売上高トップ300社
・ベトナム産業情報(このブログ記事上部参照)


(僕が読んだベトナムの本)
INSIGHT GUIDES 「VIETNAM(ベトナム)」

ベトナム産業分析 この一冊でベトナムの今が分かる!

まっぷる(マップルマガジン)2011 ベトナム

ホー・チ・ミン わが祖国の自由と独立 / 日本ベトナム友好協会

正伝 ホーチミン / ベトナム労働党中央党史研究委員会

現代ベトナムを知るための60章 / 明石書店

物語 ヴェトナムの歴史 一億人国家のダイナミズム / 小倉 貞男

人間の集団について ●ベトナムから考える / 司馬遼太郎

泥まみれの死 沢田教一ベトナム写真集

 
(参考)
ベトナムスケッチ

ベトナムフォトジャーナル

ベトナム政府観光局

ベトナム社会主義共和国 - 外務省

ベトナム - Wikipedia

 

村内伸弘@ムラウチ ドットコム

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