秋田といえば “ババヘラ”
・・・じゃなかった。
“なまはげ(ナマハゲ)”ですよね!
せっかく、秋田まで来たので
なまはげの故郷・男鹿半島(おがはんとう)に向かいました。
途中、全長15メートルの巨大ななまはげさんが
突然僕を迎えてくれて驚きました。
(男鹿総合観光案内所)
「すごーい、男鹿気合入ってる~」
(上の写真:赤丸内は僕のぶひろ)
なまはげさんは
・いましめの神
怠け心、ずるい心を正す神
・魔除けの神
厄払い、災難からの守り神
・正義の神
身勝手な者や嘘つきを懲らしめる神
だそうです。
新しい年の幸せをもたらす神様でもあるそうです。
秋田から1時間くらい車で走って
いつでもなまはげと出会うことができる
「男鹿真山伝承館」と「なまはげ館」につきました。
まずは、茅葺屋根の曲家民家の男鹿真山伝承館で
なまはげ体感をしましたが、
なまはげの第一印象は
「実に人間っぽいのです(笑)」
酒好き、女好きでとにかく性質(たち)が悪いですw
はっはっは。
そして、どことなくユーモラスでした。
主人と交わす“なまはげ問答”などは
漫才でも聞いているかのような面白さでした。
なまはげ、ギャグやアドリブを連発してましたよ(笑)
でも、何人かいた子どもたちはかなり
ビビッていたようで、
「ウォー、ちゃんと勉強すっか?」となまはげが聞いたら、
直立不動の大きな声で「ハイ、勉強します」って言ってましたw
怖いんでしょうね、子どもから見ると・・・
でも、身も心もなまはげに化身した
男鹿の若者の姿は地域やコミュニティを大切に
するという姿勢そのものであって、
日本社会の原型で伝統的でもあるし、
実は21世紀の今日もっとも必要とされているものだとも感じました。
男鹿真山伝承館のすぐ隣にあるなまはげ館では
映画「なまはげの一夜」でのなまはげ紹介や
市内60地区それぞれの実物のなまはげ展示などがありました。
映像の中で、
「ウォー、ウォー。泣く子はいねがー、悪い子はいねがー」と
なまはげに追いかけられ、泣きじゃくる子ども達が
たくさん登場していましたが
これもやはり村コミュニティを愛するがゆえのことで、
なまはげに化身する若者も、
なまはげにビビリまくる子供たちも
幸せそうに見えました!
なまはげ館の中にも
出刃包丁を持ったなまはげがうろついていて、
大騒ぎになっていました。わっはっはw
出刃包丁はやっぱり過激ですよね(笑)
僕も横に並んで写真をパチリ!
先週のピグモンとのツーショットに続き、
なまはげさんとツーショットです。
男鹿の人々が生み、育て、伝承してきたなまはげ。
みちのくの旅のすばらしい思い出になりました。
「ウォー」
「怠け者いねが。親の面倒み悪りい嫁いねがー」w
なまはげ館・男鹿真山伝承館
東北観光大使 ・村内伸弘@ムラウチ ドットコム
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