いつだか新聞に載っていたのですが、
たんぼに北斎の「富嶽三十六景」を描いている村がある
という情報を得ていました。
よくよく調べてみると、その村南津軽郡田舎館村(いなかだてむら)は
青森県にあるということを知り、
今回の旅の途中にぜひということで立ち寄ってみました。
名づけて“田んぼアート”
村おこしの一環として始まったようですが、
今年はなんと
葛飾北斎作の富嶽三十六景
「神奈川沖浪裏」「凱風快晴(赤富士)」でした。
これ、アートなんて名乗っていますが
実際どの程度のもんなんだろうと
正直僕のぶひろも訪れるまでは懐疑的だったのですが、
いやはや、これはすばらしいアートです。
芸術です。
鳥肌立ちますよ、このアートぶりには!!
しかも、村役場に天守閣まで建ててあって、
天守閣のてっぺんからアートされた田んぼの全景を
見渡すという仕組みなのです。
始めてから数年経っているそうですが、
昔の作品を写真で見てみると
年々、上手になっていることがハッキリわかります。
たぶん、マスコミに取り上げられたり、
どんどん人がやってきたりで
制作している村の皆さんもどんどん気合が
入っているんでしょうね ^^
継続は力なり。
~平成13年(2001年)
平成14年(2002年) 注目を集めるようになる
平成15年(2003年) 田んぼアートと呼ばれるようになる
平成16年(2004年) 観覧者約3万人
平成17年(2005年) 観覧者約13万人
平成18年(2006年) 観覧者約20万人
稲の色を巧みに使った“田舎館村の田んぼアート”
これは一見の価値ありです、
超おすすめの芸術品です。
時期が終わると消え去ってしまう
日本的儚さ(はかなさ)もあって、まさに芸術的だと思います。
(参考)
└→ 青森県田舎館村での国際交流員の目から見た田舎館村の暮らし
▼今回の東北旅行コース
田舎館村の田んぼアート
東北観光大使 ・村内伸弘@ムラウチ ドットコム
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