鳥のさえずりだけが聞こえ、人の姿が見えない街。
プトラジャヤ。
それにしても、歩いても歩いても目標とした
プトラモスクが近くならなーい!!
歩き疲れたし、ノドも乾いたし、トイレにも行きたくなった。
と、その時、そんな僕の目の前に
湖畔にたたずむレストランが忽然と現れました。
ルートビア Sarsi(サーシ)
初 Sarsi(サーシ)は命の水でした。
ドクターペッパー以上に薬草くさくて、湿布くさい、
でも、さっぱりして赤道近くのこの気候には合いますね、間違いなく。
シュワー、くぅー。Sarsi おいしー
さあ、ウォーキング再開!
ゴムの木、アブラヤシ、ヤシなどなど
マレー半島のいろいろな木や花が僕を迎えてくれました。
ヤシの木
アブラヤシ
プトラ湖畔の道
いかにも熱帯っぽい、蔓がつる下がった木
どうやらボタニ公園という植物園にいつの間にやら
紛れ込んでしまっていたようです ^^
湖越しに見えた首相公邸
首相官邸 / プトラビル (最初、これが首相官邸だとはまったく思っていませんでした)
プトラ・モスク(通称:ピンクモスク)
プトラ湖に映るプトラ・モスク
Sarsiパワーで元気も復活、
橋の上からピンク色のプトラモスクを眺めていたら
イスラムのお祈りのコーランがよく聞こえました。
でも、それにしても広い。
プトラジャヤは広い。
歩くとわかります。
子供たちがサッカーをしてました
建築中の住宅群
実際に居住している住宅群
プトラジャヤの街並み
実際に居住しているマンション群
プトラモスクを過ぎ、
首相官邸(プトラビル)を探すためにひたすら歩きましたが、
結局見つかりませーん。
大まかな地図もありましたが、
やっぱりわかんなーい
道がわかんないし、暑いし、
もう大変。完全にハマりました。
恐るべし、プトラジャヤ!
歩くのギブアップ!
なんとかタクシーを見つけて、
モスクと首相官邸近辺に連れて行ってもらいました。
首相官邸 / プトラビル
なーんだ、ここが首相官邸だったんだ!!
絶対に、モスクとかイスラム教関係の建物だと思ってたあ~(^^;
プトラ・モスク
モスクの中に入ってみました
真っピンクですね!
非ムスリムが着せられる服までピンクです
ドーム屋根の内側も真っピンクです ^^
壁もピンクです
ステンドグラスもよく見ると、
ピンクがちょっぴり混じってます。
Who is Allah? アッラーとは?(パンフレットより)
・唯一の神 「アッラーのほかに崇拝すべき神はいない」 というのがイスラーム教徒の唯一神信仰で 最も重要な核です。 アッラーは唯一無二、全ての物から自立し、 子も両親もなく、その存在は何ものとも 比較し得ません。 アッラーには配偶者も同位者もありません。 預言者、聖人達を崇拝し、さらに人間によって 造られた偶像神を崇拝することは、アッラーだけが 唯一、全ての崇拝を受けるに値するという イスラームの教義に真っ向から反しています。
・創造の主 アッラーは可視・不可視の世界の全ての 被創造物の主です。 アッラーの全ての創造物は、彼を崇拝し、 服従します。 ムスリムの信仰はイスラームです。それはアッラーの 意志に服従するということです。
・絵画がないのはなぜ アッラーは人間の視覚では捉えられない、人間が 想像できるどのようなものでもないのです。 そのためアッラーを人間や人間に似たもの、 あるいは動物などの絵や像で表現することは イスラームでは受け入れられませんし、 重大な罪となります。
・男性ではない 日本語には“彼”に相対する“彼女”という 言葉があるので、アッラーを彼と呼ぶ場合 男性と誤って認識されがちです。 “神”の女性形は“女神”です。神には女性の パートナーがいると信じている人々がいます。 神を人間の家族的人格へと低めることは、 イスラームでは受け入れられません。 聖クルアーンで全能の神は自らを “アッラー”と呼びます。 このアラビア語の表現には男性形や女性形、 あるいは複数形に相当するものはありません。
・アッラーの属性 アッラーの“99の名前”について記した本が あります。これらの名前はアッラーの属性です。 アッラーは慈悲深い方、公正なる方、そして慈愛 深い方と表されます。聖クルアーンには 99より 多くのアッラーの属性が述べられています。
・アッラーは永遠 アッラーは永遠です。彼は誰かによって創造された ものではありません。全てを創造する以前から 存在しているのです。彼の創造物は彼を必要と しますが、彼の存在にはなにものをも必要としません。 アッラーには息子も助手もいません、 もし彼に他からの助けが必要だとしたら、 彼は自存者ではなく創造主が必要だったと いうことになってしまいます。 彼に似たものは何一つありません。 創造主は彼が創造したものと同じ性質を 持つことはありえません。 彼が創造したものには始めと終わりがあります。 アッラーは始まりの以前から存在し、 終わりの後にも存在し続けるのです。
・永遠に活力に満ちている方 天地創造の後に全能者アッラーが安息日を 必要としたという考えは人間のものであり、 全能者御自身の考えではありません。 創造に携わらなかった者達が休息を取ったのです。 アッラーは永遠に活力に満ちています。
・唯一の真の神 アッラーとは固有名詞で、唯一絶対神を表し、 全ての崇拝を受ける唯一の真の神です。 アッラーは、啓示を伝えるために選んだすべての 予言者達の神です。よく知られている予言者達は、 ノア、アブラハム、ダーウード、モーセ、イエス、 そして最後の預言者ムハンマドです。
・哀れみ深い方 アッラーが、私達に許したことを固く守り、 禁じたことを避け、自制すること。これらを しなかったことが私達の苦難を生じさせる もとになっていると考えられます。 たとえば、なぜ良い人々に悪いことが起こる時期が あるのか、私達にはその原因を説明することは できません。アッラーにしか分からないことです。 私達はアッラーに祈ることによって 彼に助けを求めるしかありません。
・慈悲深い方 クルアーンの中で全能の神アッラーは、はっきりと 述べています。彼の信者達が、犯した罪を心から 悔い改め、繰り返さないことで彼らの罪は 許されると。 多くの者が、自分たちも唯一の真の神アッラーを 信じていると言いますが、彼らの日常生活は人や 動物などを象った像を拝み、お守りを身に付け、 偶像崇拝の習慣に浸かっています。 全能の神アッラーは、間違った神を崇拝することは 許されないことだとクルアーンの中で はっきりと述べています。
首相官邸
首相官邸の前にズーッと長い道が続きます
まあ、行政(主要な省庁)や司法(最高裁判所)などが
集まっているこの新興人造都市プトラジャヤ。
人口 2800万人の国にして、この官庁街!
スケールがデカすぎやしませんか!!
とにかく立派な建物がモスク、首相官邸に向かって
ズラーッと並ぶ様は圧巻です。
マレーシア財務省
広ーい!広過ぎーーる!!
裁判所
歩き疲れた!!
But、流しのタクシーはほとんど走っていないので、
再び、歩き始めましたが、暑すぎるし、もうとにかく疲れた!
自販機もコンビニもないから水分も補給できない!
どうなってんの!?
プトラジャヤ、完全にハマった~(乾いた笑い)
どうにか、しばらく待って
フリーのタクシーを見つけました。
KLIAトランジットのプトラジャヤ駅に行こうと思いましたが、
タクシーの運ちゃんが「クアラルンプールまでこのまま行った方がいい、
電車賃も含めれば値段もそんなに変わらない」というので、
その言葉を信じ、タクシーでクアラルンプールまで戻ることにしました。
タクシーの車窓から見えた、UFOみたいなモスク
新興住宅地
高速道路からはエレクトロニクス企業やIT企業などが集積する
サイバージャヤや真新しいサッカー場も見れましたし、
新興住宅地も見れましたのでタクシーにして良かったです。
まだ、国立博物館(ナショナル・ミュージアム)が開いている時間だったので、
ホテルがあるブキッ・ビンタンではなく、国立博物館で降ろしてもらいました。
村内伸弘@ムラウチ ドットコム♣
▼今回のマレーシア・クアラルンプール旅行記
・マレーシア・クアラルンプール旅行記 01 羽田空港 新国際線ターミナルから出発~
・マレーシア・クアラルンプール旅行記 02 エアアジアX (AirAsia X)でKL到着~
・マレーシア・クアラルンプール旅行記 03 マレーシアの象徴・KLCC ツインタワー
・マレーシア・クアラルンプール旅行記 04 ブキッビンタンのバクテー屋「新峰肉骨茶」
・マレーシア・クアラルンプール旅行記 05 チャイナタウンで豆腐花と雲呑麺
・マレーシア・クアラルンプール旅行記 06 夜のKLタワーとツインタワー
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・マレーシア・クアラルンプール旅行記 08 トゥンク・アブドゥル・ラーマン通り&マスジット・インディア通り
・マレーシア・クアラルンプール旅行記 09 マスジット・ジャメとムルデカ広場周辺
・マレーシア・クアラルンプール旅行記 10 マレー鉄道に乗ってセレンバン散策
・マレーシア・クアラルンプール旅行記 11 政治と行政の新都市・プトラジャヤ
・マレーシア・クアラルンプール旅行記 12 広過ぎるプトラジャヤで歩き疲れる o(;△;)o
・マレーシア・クアラルンプール旅行記 13 国立博物館と夜のブキッビンタン
・マレーシア・クアラルンプール旅行記 14 JTBお土産物屋さんツアーで締めくくり
(参考)
・地球の歩き方 マレーシア ブルネイ '11~'12
・アジアの大都市[3] クアラルンプル / シンガポール / 大阪市立大学経済研究所[監修]
・マハティール政権下のマレーシア / 鳥居 高編 アジア経済研究所
・平成22(2010)年9月、ベトナム・ホーチミン
・平成22(2010)年8月、フィリピン・マニラ
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