中国上海・寧波旅行記 12　BM,ポルシェ,マセラティ,黒塗りベンツ通る通る！

延安西路近くのマンション

古北カルフール
西塘古鎮から上海市内に戻って、
今度は延安西路のカルフール（スーパー）を覗いてみました。
まあ、お客さんがいるいる！
中国人、モノ買う買う！
こんなにモノが売れると楽しいだろうなと思える
すごい売れ方でした。

それでも、僕が行ったときは普段よりも
客数が少ないとのことですので、
ものすごい購買パワーです！！

そして、カルフールの前の道路脇で
腰を下ろして少し休憩していたら
通る通る！ＢＭ、ポルシェ、ベンツ、マセラティ！
ロールスロイス、フェラーリ、アウディ、フォルクスワーゲン、レクサス！！

ここは公道のはずですが、
行われているのは世界の外車ショーなのです！！

ワンボックスや軽、ハイブリッドなどは見かけません。
とにかくひっきりなしに、世界の高級車が通っていきます。
カルフールの近くの交差点で
黒塗りのベンツから小学生が降りてきたときには、
「負けた」と思いましたよ（大大爆笑）

はっはっは、
どうなってんの中国、
18年前、9年前とぜんぜん違ーう！！
なんだこの国は？？？

すごいパワーです！！

そういえば、18年前に来たときに見た
自転車部隊はまったく消えています。
中国のような大きな国がこんなにも急速に発展したのは
世界史的にも珍しいのではないでしょうか？

僕はクラクションの喧噪と流れゆく高級車の大群を見て、
唸(うな)ってしまいました。

ＢＭに続いて、ポルシェが・・・

路駐しているマセラティの横を黒塗りとワゴンのベンツが・・・

延安西路の高速道路高架下

宿泊したホテル「上海虹口世紀大酒店」
Best Western New Century Hotel Shanghai

宿泊したホテルのロビーでも
マンションの販売ブースがありました。
街中いたるところで、マンションが建設中なのですが、
恐らくガンガン売れているのでしょう。

中国のみならず、東南アジア全域で、
住民のライフスタイルが激しく変化していきます。

ステレオタイプ的な見方ですが、
中国というと、家の中に銅鑼(どら)があって、
袖の中で両腕を組んでいる髭(ひげ)を生やしたおじいさんが
紹興酒を飲んでいるなんて印象が
どうしてもぬぐい去れないんですが、
間違いなくマンションの住人達は、
薄型テレビがあって、
ブランドの服を身にまとい、
ワインを傾けている。
そんな感じじゃないでしょうか？？

イメージとのギャップがすごいですね！
でも、薄型テレビをワイン飲みながら見ていたら
それは現代の日本人と変わらないじゃないですか！
だとすると、もう、日本人とか中国人とか
あんまり関係ないですよね。

もちろん文化や風習の違いは現存しますが、
人類がどんどん同じになっていくという流れは
もう誰にも止められないと思います。

延安西路のカルフールの前で、
道を行く中国人を見ていましたが、
服装(身なり)はもちろん、表情やしぐさも
もはやほとんど僕たちと同じです。

18年前に強く感じ、9年前にも感じた
みすぼらしさや古くささ、貧乏臭さは
もうまったく感じません。

僕らの先輩がちょんまげを切り、
和服を脱いだように、
上海の人たち、特に若い世代の人たちは
袖の中で両腕を組んでいる謎の髭(ひげ)中国人とは
まったく別の人種になりました。

世界は一つです。
人類はみな兄弟です。

仲良くしましょう♪

村内伸弘＠ムラウチドットコム♣

中華人民共和国 / People's Republic of China