・仁徳天皇陵(にんとくてんのうりょう)
- 正式名称:百舌鳥耳原中陵(もずみみはらなかのみささぎ)
大阪府堺市にある仁徳天皇陵(大仙古墳/大山古墳)へ
とうとう行ってきました!
世界最大の墳墓(お墓)と言って間違いないでしょう!!
全長486メートル、
幅305メートル。
デカイです。
・・・というよりも
広いです!
広いが正解ですね!
とに角広いお墓です!!
参拝所
世界三大陵墓といって
エジプトのクフ王ピラミッド、
中国の秦の始皇帝のお墓と
較べられるのもうなずけます。
教科書などでは何度も目にしたことがありましたが、
やっぱり何事も現場(現地)で自分自身の
目で見てみると受ける印象やイメージが違ってきます。
まさに「百聞は一見に如かず」です。
特に歴史に関しては、
地理的な要素を無視しては歴史そのものが
成り立ちませんので、
やはり現場へ行くことが大切です。
古代の姿をそのままとどめているこの仁徳陵古墳。
正面の参拝所から僕は参拝しましたが
実に神秘的な雰囲気が漂っていました。
でも、ハッキリ言うと
ここへ行っても広すぎて全体像がまったくわかりませんw
教科書の写真はすべて航空写真でして
あのキレイな前方後円の形は
現地ではみることができないんです(笑い)
まあ、それだけ広いってことなんですけどね!!
仁徳天皇陵のまわりにある堀(濠)。
すこし離れた堺市役所21階の展望ホールにも
行ってみましたが、ここで初めて全体像が見えました。
それでも、小山があるようにしか見えず、
前方後円の形は写真でみるしかないようです。
でも、その大きさやスケールを肌身で感じて
古代の権力者の権勢に思いを馳せるのも一興です。
そう考えると、
「初代内閣総理大臣・伊藤博文公の墓」ですら、
可愛くって赤ちゃんみたいですよ!
全然比較になりません!!www
仁徳天皇といえば、例の「竈(かまど)」の話が有名です。
仁徳さんが難波高津宮から遠く四方を見渡したところ、
どの民家からも竈(かまど)の煙が立つのが見えず、
これはきっと民が貧しいせいで活気がないんだと、
今後3年間は租税を免除すると決められた。
やがてどの民家からも炊事の煙が立つようになったという話です。
美談ですね!善政ですよ(^^)
たかき屋に のぼりて見れば 煙立つ
民のかまどは 賑わいにけり (仁徳天皇 御製)
PS.1
地元の人はなんと天皇陛下であられた仁徳天皇のことを
「仁徳さん」って呼んでました!!
さすがの昭和天皇も「昭和さん」とか呼ばれてませんし、
あの明治天皇ですら「明治さん」とは呼ばれてはいません!
「明治さん」じゃあ、牛乳配達屋さんみたいですもんね(笑)
PS.2
履中陵古墳(りちゅうりょう)もみましたが
おなじく山のように見えて近くからではお墓とは気がつきません。
履中天皇のお墓もでっかいですよ~
▼今回の関ヶ原・近畿旅行コース
関ヶ原ウォーランドで“天下分け目の関ヶ原”を体感
家康と三成に会える関ヶ原古戦場めぐり
世界最大の前方後円墳・仁徳天皇陵はデカい!
(参考)
・大阪: 天王寺駅前のカプセルホテルに泊まる(アーベイ天王寺ホテル)
・ディープな大阪・西成: ドヤ街潜入!"日本で唯一暴動がおこる街" あいりん地区(釜ヶ崎)へ
・ディープな西成区: 「はよ 死に神来んかいな?」 自由気まま、でも死にたいおじさんとの会話
・大阪: 四天王寺 - 一遍上人が「賦算(人々に念仏札を配る)」を開始したお寺
・くいだおれの街! 大阪ミナミ・難波 大阪髙島屋&金龍ラーメン
・"大阪の台所" 黒門市場でコロッケ,饅頭,おでん,豆乳,大トロにぎり,スティック胡瓜
・大阪人権博物館(リバティおおさか)は様々な差別を学べるすばらしい人権学習施設
・大阪: 道頓堀、雨の夜のグリコネオンサインと子供たちが描いたグリコの看板
・大阪: ジャンジャン横丁で かすうどん!油かすが超ミルキー☆
・大阪: 朝昼寝する猫おばさん&国際劇場の手書きの絵看板(映画看板)
・大阪: 四天王寺別院・愛染さん(勝鬘院愛染堂)と多宝塔脇の曲がった青いもみじ
・大阪: 情死事件の現場・お初天神(露天神社)へ... 曽根崎心中のお初徳兵衛に会いに
・神戸の中華街 「南京町(なんきんまち)」で神戸牛、タピオカ入りココナッツミルク、冷茶杏仁豆腐♪
・ダルビッシュコートと風見鶏の館など神戸北野異人館街をぶらり散歩
・真っ白な"白鷺城" 世界遺産&国宝&日本100名城の姫路城へ 36年ぶり
村内伸弘@ムラウチ ドットコム