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ベトナム・ホーチミン旅行記 06 (ベトナム戦争)戦争証跡博物館

戦争証跡博物館

なんの戦争かと言うと、
ベトナム戦争です。

ベトナム戦争で実際に使用された戦車や爆弾などが
展示されている博物館です。

戦争証跡博物館の前庭

戦争証跡博物館の前庭

展示ブース

この戦争証跡博物館は、
やたらと白人(たぶんアメリカ人)が多かったです。
ベトナム戦争はご存知の通り、ベトナムとアメリカの戦争ですので、
アメリカ人が多いのもうなづけます。

枯葉剤のよる奇形児(ベトちゃんドクちゃんみたいな結合体双生児)の
ホルマリン漬けなども展示されていたので、
僕も見たんですが、
白人の方が一眼レフカメラで、
奇形児のホルマリン漬けをパシャパシャ
撮影しているのを見て、
「それって、どうなんだろ??」と思ったんですが、
いろいろな事情もあるだろうと
特に事を荒立てることはしなかったんですが、
写真に撮るもんでもないでしょう!?っていうのが
僕の偽らざる気持ちです。
 
ホルマリン漬けだけではなく、
奇形児の写真もたくさん飾られていました。
ベトナム戦争が産み出した大きな大きな悲劇だと思います。
 
 

ベトナムの独立を宣言するホーチミン主席

ベトナム独立宣言
Declaration of Independence of the Democratic Republic of Vietnam

“...Vietnam has the right to enjoy freedom and independence and has really become a free and independent country. The entire Vietnamese people are determined to mobilize all their physical and mental strength, to sacrifice their lives and property in order to safeguard their liberty and independence.”

Excerpt from “The Declaration of Independence of the Democratic Republic of Vietnam”
Sep. 2nd. 1945.

金星紅旗(ベトナム国旗)をデザインしたランニングシャツ

10・17のハーフマラソン用にと思って、買いました。

ベトナム戦争当時の日本共産党の資料

もの凄く多くの写真が飾られていて、
「ベトナム戦争写真館」と言ってもよい感じです。

沢田教一先輩の身分証明証

石川文洋という日本人カメラマンの撮った写真が
たくさん飾られていました。

沢田教一さんにしろ、一ノ瀬泰造さんにしろ、
この石川文洋さんにしろ、ベトナム戦争に
戦場カメラマンとして多くの日本人が参加していたことがわかります。

昭和の青年たちは、
ベトナムを直視して、危険を省みず、
戦場に飛び込んだわけです。

美しい日本人、
すばらしい日本人といえると思います。

「ヴォ・グエン・ザップ将軍(石川文洋)」

この写真の下にはこんなキャプションがついていました。

ヴォ・グエン・ザップ将軍 (ジャラン空港 1973年)
ディエン・ビエン・フーのインドシナ戦争では、革命軍の総司令官として
フランス軍を降伏させた有名な将軍。会ってみると優しいおじさんという感じだった。

18年後ハノイ(1991年)
テレビの取材でインタビューした。この時、79歳。その後、1995年、
独立50周年記念日にもお会いしたが、すごぶる元気である。

「恋人はいるのかなあ メコンデルタ(石川文洋)」

農作業中のベトナム女性!
ノン(菅笠)と水色の服、そして
白い歯がこぼれる笑顔がすばらしい一枚でした。
これも石川文洋さんの作品のようです。

すばらしい写真ですよ!コレは!!
こんなにも美しい写真ってそうそうないんじゃないでしょうか!?
ベトナム戦争の戦争証跡博物館という場所に
展示されているということで、
逆に、この写真を見ると平和の尊さを実感します。

絶望的な叫びや涙ではなく、
この女性のような素敵な笑顔が
地球上に溢れることを心から祈ります。
多分、(想像ですが)石川さんも、
この写真をそんな気持ちで撮っていると僕は
勝手に思っています。
 

(南ベトナムに対する)反政府運動関係者の牢獄

劣悪な環境に押し込められ、多くの囚人が急速に
衰弱していったようです。。。

ベトナム軍の帽子を売っていた、満面笑顔のおばちゃん。
この笑顔に負けて、赤い星のベトナム帽買いました。
一体、どこで被ればいいんだろう?(笑い)

バイクタクシーの上から

朝からズッとバイクタクシー乗っていますが、
最初はちょっと怖いけど、
慣れてくると降りたくなくなります(笑い)
バイクタクシー、やみつきになります!

昼飯で立ち寄った SAOcafeというお店
(バイクタクシーのお兄ちゃんが連れていってくれました)

ベトナムコーヒー
甘い、甘い、甘ったるい!
ベトナム人って、甘いのが大好きみたいで、
ベトナムコーヒーってやたらと甘苦くって濃厚なんです。

でも冷たかったし、僕も基本甘党ですから、
とっても美味しかったです。

ちなみに、今回の旅の前に知ったばかりのうんちくですが、
ベトナムは現在、世界第二位のコーヒー輸出国だそうです。

このピラフみたいな食べものも美味しかったです。
バイクタクシーのお兄ちゃんは魚ごはんって言ってましたが名前は不明。

店内はこんな感じ。
ホットスポットにもなっているのか、結構な率で、
VAIOとかACERのノートパソコンを開いている人がいました。

新聞読んだり、携帯いじくったり、
ビジネスマン風のシャツ姿の人もたくさんいました。
この店の中は日本をあんまり変わらない雰囲気です。

クラブミュージックみたいな曲が店内に
真っ昼間から爆音で流れていて、今風のベトナム人が
アベック(言い方が古っw)で、煙草を煙をくゆさせて、
まったりベトナムコーヒーを飲んでいました。
 
 


▼今回のベトナム・ホーチミン旅行記
ベトナム・ホーチミン旅行記 01 タンソンニャット国際空港のスゴイお出迎え

ベトナム・ホーチミン旅行記 02 東洋のパリ、夜の散歩

ベトナム・ホーチミン旅行記 03 朝食はフォー、観光はバイクタクシー

ベトナム・ホーチミン旅行記 04 ベトナム代表!ホーおじさん記念館

ベトナム・ホーチミン旅行記 05 統一会堂(旧独立宮殿)

ベトナム・ホーチミン旅行記 06 (ベトナム戦争)戦争証跡博物館

ベトナム・ホーチミン旅行記 07 チョロン地区・ティエンハウ寺のうず巻き線香

ベトナム・ホーチミン旅行記 08 ホーチミン7区と道端のにわとり屋

ベトナム・ホーチミン旅行記 09 昼下がりサイゴン川

ベトナム・ホーチミン旅行記 10 ノン(菅笠)と天秤棒の女性たち

ベトナム・ホーチミン旅行記 11 聖マリア教会(サイゴン大教会)からぶらり歩き

ベトナム・ホーチミン旅行記 12 バイクの大群!!夕方のラッシュアワー

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ベトナム・ホーチミン旅行記 14 クチトンネル(鉄の三角地帯・クチ)

ベトナム・ホーチミン旅行記 15 ゴムの木とメコン川名物料理

ベトナム・ホーチミン旅行記 16 これぞメコンデルタ!

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ベトナム・ホーチミン旅行記 18 旧市場とベトナム伝統舞踊

ベトナム・ホーチミン旅行記 19 暑い~!ホーチミン市内をジョギング

ベトナム・ホーチミン旅行記 20 コムガー、デパート、市場。ありがとうサイゴン!!


▼次回のベトナム・ハノイ旅行記
ベトナム・ハノイ旅行記 01 建都1000年に沸くハノイ

ベトナム・ハノイ旅行記 02 朝、ホアンキエム湖を散歩

ベトナム・ハノイ旅行記 03 ホーチミン廟、ホーチミンの家、一柱寺

ベトナム・ハノイ旅行記 04 文廟とそこに咲いた可憐なアオザイ娘たち

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ベトナム・ハノイ旅行記 07 世界遺産・ハロン湾クルーズへ

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ベトナム・ハノイ旅行記 09 チャーカーラーボンと旧市街歩行者天国

ベトナム・ハノイ旅行記 10 ホーチミン主席のプロパガンダポスターを衝動買い

ベトナム・ハノイ旅行記 11 ベトナム少数民族の民族学博物館、国旗掲揚塔

ベトナム・ハノイ旅行記 12 バインミー、バインゴイ、ドンスアン市場

ベトナム・ハノイ旅行記 13 旧市街をシクロで一周。さようならハノイ

 
(参考)
INSIGHT GUIDES 「VIETNAM(ベトナム)」

ベトナム産業分析 この一冊でベトナムの今が分かる!

まっぷる(マップルマガジン)2011 ベトナム

ホー・チ・ミン わが祖国の自由と独立 / 日本ベトナム友好協会

正伝 ホーチミン / ベトナム労働党中央党史研究委員会

現代ベトナムを知るための60章 / 明石書店

物語 ヴェトナムの歴史 一億人国家のダイナミズム / 小倉 貞男

人間の集団について ●ベトナムから考える / 司馬遼太郎

泥まみれの死 沢田教一ベトナム写真集

ホーチミン5日間 67,910円!

  
平成22(2010)年8月、フィリピン・マニラ

平成22(2010)年8月、香港

平成22(2010)年6月、シンガーポール(第二回)

平成22(2010)年4月、シンガポール(第一回)

平成22(2010)年3月、シドニー

平成20(2008)年2月、タイ・バンコク

平成17(2005)年5月、台湾・台北

平成16(2004)年11月、韓国・ソウル

 
 

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