ハイドパーク(Hyde Park)
ハイドーパークに夕日が沈む
ハイドパークのスピーカーズ・コーナー周辺
あっ、ロンドン塔へ向かうつもりで乗った
観光ツアーバスですが、スピーカーズ・コーナーの辺りが
とんでもないことになっているのを発見!
もったいないですが、バスツアーは急遽とりやめて
ここでバスを飛び降りました!
ブルカを着たイスラム教徒の大群が集結していたのです!!
ここはロンドンです、
こんなにもたくさんのイスラム教徒がいることに
まずビックリしました。
20年前、ロンドンを訪れたときには、
ここロンドンには白人しかいませんでした。
日本に帰ったときに、日本人の肌は本当に黄色いなと
感じたことをよく覚えています。
しかるに、今日のロンドンはもはや白人だけの街ではなく
様々な人種、民族が入り交じる街になったということが
とてもよく分かります。
イギリスとイスラム教。
一見、矛盾するような二つのものが実は
一体なのだということをこれほどまでにビジュアル的に
知ったことは初めてでした。
「Economist」であと10数年で
イギリスの全人口の10%がイスラム教とになるという
記事を読んだことがあるのですが、
それが恐らく事実であろうことをまざまざと見せつけられました。
この風景は異様です。
でも、すでに現実なのです!!
イスラムの音楽に乗って、上半身裸の男どもが
自分の腕や手で自分の胸を強く打って踊っていました。
どの男の背中にも(恐らく)ムチで打たれた後が
生々しく残っています。
イギリス人から見ると、
ロンドンの片隅で行われている
この風景はどのように見えるのでしょうか?
いやいや、この質問自体が間違っているのです。
この男どもが既にイギリス人なのかもしれないからです。
この男どもの国籍までは僕にはわかりませんので
これ以上は書きませんが、
ロンドンがこの 20年で急速に変化し、
これからさらに変化しようとしている、
変化させられようとしていることは間違いないようです。
背中の生々しい傷跡に注目!
アラビア語の旗
集会を報じるイスラムの放送局
ブルカの女性たち
ハイドパーク内のスピーカーズ・コーナー(Speakers' Corner)
ここスピーカーズ・コーナーでは
誰もが好きなことを演説することができるのです。
毎日曜日に行われているようで、
僕はちょうどタイミングが良かったです。
ジーザスがどうだこうだと演説していた人
「ジーザスこそが神である」といったことを言ってました。
でも、なぜか聴衆は集会に集まっていたイスラム教徒の若者たちが
多く、おじさんが「ジーザスを信じろ」と語ると、
「オレたちはマホメットを信じている」と大声で合唱してました。
イスラム系イギリス人とキリスト教系イギリス人が
今後もうまくやっていくことを祈っています。
この語り手もイスラム教徒に囲まれてました(笑)
この人も囲まれてました。
そして、大声でどなってました(笑い)
イスラム教徒に囲まれてもひるまない、彼こそ真の"パンク"です!
イスラム集会の裏方さんたち
モスクのミニチュア
ハイドパークから歩いてホテルへ戻ります。
パディントンの街
バーガーキングで夕飯
さあ、明日から Open Universityのレジデンシャルスクールです。
ホテルでじっくりと勉強です。
ガンバリマスよー♪
村内伸弘@ムラウチ ドットコム♣
英国(グレートブリテン及び北アイルランド連合王国) United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland
▼今回のイギリス ロンドン旅行記
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イギリス ロンドン旅行記 03 ピカデリーサーカスとチューブ(地下鉄)
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イギリス ロンドン旅行記 20 クレイヴンコテージで フラム対ニューカッスル
イギリス ロンドン旅行記 21 IRON LADY、タワーブリッジ、ロンドン塔
イギリス ロンドン旅行記 23 シェイクスピア・グローブ座、大英博物館
▼海外旅行記
・平成27(2015)年12月、オーストラリア・ケアンズ
・平成27(2015)年1月、アメリカ・シリコンバレー(2回目)
・平成26(2014)年9月、アメリカ・シリコンバレー(1回目)
・平成24(2012)年10月、今、シンガポールで暮らしています
・平成23(2011)年8月、ブルネイ・バンダル・スリ・ブガワン
・平成22(2010)年9月、ベトナム・ホーチミン
・平成22(2010)年8月、フィリピン・マニラ
(参考)
・生と死、恋と魂。 「恋に落ちたシェイクスピア」の感想
・「シナリオ対訳 恋におちたシェイクスピア」 セリフ難しい~
・車の中で聴く英語CD 「Shakespeare's original pronunciation(BRITISH LIBRARY)」
・車の中で聴く英語CD 2 「THE ESSENTIAL SHAKESPEARE LIVE」
・「ハムレット」 24時間 - 仕事 - 睡眠 - 食事=シェイクスピアの英語の勉強
・オードリー・ヘップバーンの「マイ・フェア・レディ」でコックニー訛りの勉強
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