シドニー　カジノで一か八かの大勝負

中央駅 / セントラル駅前

中央駅 / セントラル駅通路

中央駅 / セントラル駅（Central Station）

　
僕は人生にはどうしても運はつきまとうけれども、
決してギャンブルではないと思っています。

シドニーには、24HOUR営業の大きなカジノがあるので、
最後の夜は一獲千金を目論みカジノへと向かいましたｗｗｗ
　

カジノ（Star City Casino）

カジノ（Star City Casino）
　
カジノ場には白人はもちろんなんですが、
やたらと中国人がいました。
昔、中国へ行った時に道端や路上で
賭けをみんなでしているのを見ていて知ってましたが、
中国の皆さんのギャンブル好きは相当なもんですね！
・・・といいますか、
日本人含め人類はみんなギャンブル好きなんですけどね（大笑い）

かくいう僕はギャンブルは普段意識的に自分から遠ざけています。
何故ならば性格的に一つのことにのめりこむタイプなので
万が一、ギャンブルにのめり込んでしまったら、
会社や身を滅ぼすところまで突っ込んでいってしまうと思うからです。

でも、旅先では話は別です。
10年くらい前にラスベガスに行った時もやりましたし、今日もやります（爆笑）

但し、あくまでも大人の遊びとしてのカジノで、
今日は予算３万円と決めました。
シドニーでも食事や移動をローコストでこなしたので、
その分遊ばせてください（＾＾；
それ以上は絶対にやりませんから。

ズルズルズルズルやらないのが、ギャンブルの鉄則だと思います。
正直、時間ももったいないですしネ！
　
　
それから遊びなわけだから、
堅実にやるのもいいんですが、
ギャンブルの醍醐味が“一攫千金”である以上、
シドニーで一か八かの大勝負をやろうと考えていました。

具体的には短時間で一気に全額をはって
勝負に出る作戦です。
　
　
最初、カジノ場の中の様子を隅々までくまなく見学して、
人々の表情や仕草をマンウォッチングしたり、
カジノ場運営の仕組みなどを学びました。

カジノの中のバーで、なぜか
飛び入りカラオケショーをやっていて、
外人さんたちが楽しそうにマイクを握って歌ってました。
ビーチボーイズの「カルフォルニアガール」で
僕は店内に引き込まれてしまい、
ジントニックを飲みながら、聞いてました。

次の外人が
ジョン・レノンの「スタンドバイミー」を歌ったんですが、泣きました。
名曲は、世界共通で
いつ聞いても、誰が歌ってもすばらしいですね！！！！
　
　
　
その後、自分自身で「ルーレット」をやり始めました。
ルーレットと言っても、昔のようなディーラーと
１つのテーブルで勝負するようなイメージではなく、
ディーラー一人で何十人もの相手をする
ゲームセンターの延長のような形式のところでやりました。

カジノというよりも大きくって、豪華なゲームセンターですよ。
モニターの前に座って、モニターを見ながら
タッチパネルでベットして（賭けて）いくわけです。

1時間ぐらいは場の雰囲気を楽しんだり、
いろいろ試運転してましたが、
その間に、1万円を摩（す）っちゃいました(＿□＿;)！！

余計なことやらなきゃよかった・・・
まあ、「1」～「36」の数字と「レッド」と「ブラック」の
英語の聞き取り（ヒアリング）はおかげさまで完璧になりました（爆笑）
　
ただ、これ以上やると原資が目減りしてしまうと思い、
いよいよ当初の目論見通り、
残りの２万円を０～３６の数字のうち、
１１、１２、１４、１５のどれかがくれば、
９倍になるところに全額賭けました。

くれば１８万円です！！
こなければ２万円がパーです。

くるか、こないか。
こないか～、くるか～
　
　
　
　
　
「２０」の黒

こなかった～～～～～～
残念～～～～～

３万円みごとに全部摩りました（泣く）

最後の賭けのルーレットが
コロコロ回っている時のスリルは
まさにギャンブルの醍醐味、楽しいところでしたねっ

でも、良かったんです。
当たらなくって。

額に汗して働かず、濡れ手で粟で
２０万円近くのお金をゲットしたら、
あまりにも自分自身の精神に作用するマイナス面が多過ぎます。
ようは、あぶく銭であり、
浮利なわけです。
こんなお金は不要です。

「２０」がきて、全額持ってかれてよかったです。
逆に３万円を失ったことが何だかズッと
心に残っています。

一生懸命働いて得た大切なお金を
こんな使い方して良いのだろうか？
大人の遊びとして割り切ればよいんでしょうが、
やっぱり割り切ることが心の中ではできず
罪悪感すら感じてしまいました。
カジノはやっぱり賭博（とばく）です、
博打（ばくち）です、賭けごとです。

カジノで生活している方や、
にほんにもカジノを作ろうとしている方々には
大変申し訳ない書き方になってしまいますが、
心から楽しめなかった、
割り切れない僕でした。
にんげんの心は複雑です。

　おもしろうてやがて悲しきカジノかな
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（のぶひろ）

　
　
　
ハハハ（笑）
でも、やっぱり
１１、１２、１４、１５のどれかがきてれば、
まったく違う内容のブログになってたんでしょうねっ
“射幸心”は人間様の性（さが）ですよ、性。
業（ごう）ですよ、業。
　
▼今回のコース
・オーストラリアへ Let's 豪～