きのうの痔の治療と予防8ヶ条に続いて、
手術と入院についてです。
ズバリ!痔がひどくなっている方は
入院・手術をした方が良いと思います。by のぶひろ
僕自身も手術前は
排便の後、都度脱肛してしまい指で押し込んでも戻らない。
運動した時や体調が悪い時には指で押し込んでも戻らない。という
状況でしたが、(まだ完治はしていませんが、)
手術後3週間経過していて
排便の際、痔を指で押し込むなんてムダな動作とは
オサラバしていますよ(笑い)
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入院・手術を薦める理由
手術は全然痛くない、
手術後も麻酔が切れてきても激痛は一度もなかった。
体はもともと健康だから、
入院そのものももちろん苦痛ではない。
専門病院なら患者は痔主ばかりだから恥ずかしくもない、です。
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入院手術の様子
手術は「腰椎麻酔」といって
腰の背骨に針を刺して下半身を麻酔する方法だったのですが、
手術台の上で体の右を下にして横向きになり、
曲げたひざを抱えるようにしてエビのようななった後に
腰にズブって針を刺されました。
「痛いと言って動くとやり直しになります」と先生に言われていて
二度も刺されるのは嫌だと思い、絶対に動かない心構えで
いましたが、さほど痛くはなく麻酔は一回で成功しました。
針が刺さって2~3分程度で
足がぽかぽか暖かくなってきました。
先生が患部をいじくって、
痛いかどうかを尋ねたのですが、
その時はすでに触られている感覚がなく
麻酔が完全に効いたようです。
ですので、手術中はまったく痛くなくって
苦痛は一切ありません。
まったく痛くないのです、
痒くもなく、くすぐったくもないのです。
麻酔、おそるべし。
そんな調子で手術は10分程度でカンタンに終わりました。
先生が「(切り取った痔を)見る?」って言ったので
「えーと、うーん、見ます」と答えました。
永い間つき合ってきた痔との穴別(けつべつ)の瞬間です!!
手の小指大くらいの大きさの
肉の塊が目の前に現れました。
「こんなのがついてたんだ」と僕も正直ビックリでした(笑い)
先生は言いました。
「すごいだろっ」
「君ダメだよ、こんなになるまでほっておいたら!」
その後、ベッドに乗せられたまま、
病室に戻りました。
でも、麻酔が効いている下半身だけ感覚がないだけで
口は達者でベラベラしゃべることが可能で、
今の今まで手術を受けていたなんて
信じられないくらい元気でした。不思議です。
その後徐々に麻酔が切れ始めて
創部がジンジンしてきましたが、
それでも激しい痛みはなく、
夜もグッスリ眠れました。
翌朝、なんとなくだるくて
起き上がりたくなかったのが
唯一つらいと言えば、つらいことでしたが
それも昼くらいには解消して
あとは急速に痛みも消えていきました。
先生や看護婦さんたち、
そして現代医学の進歩に感謝しました!
人間に備わる自然治癒力に感動しました!!
自らの体を自らの力で正常に回復させようとする働きは
まさに生命力そのものだと僕は神秘的にすら感じました。
さらに詳しい手術感想文は
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病名など
病名:痔瘻(痔ろう)
症状:脱肛、痛み、出血
治療:
平成18年12月26日入院の上、
12月27日手術施行
その後、創部の治療を続け、軽快退院となる。
検査内容:
血液検査・心電図・血圧・体重・脈拍測定
(希望に応じて大腸検査)
手術内容:
痔瘻根本手術
(脱肛から痔瘻になったと思われる。)
リハビリ:
手術後安静、排便指導を行い、入浴許可がでれば
診断後入浴し、創部の清潔を保ち、創痛の緩和及び早期回復を促す。
退院:
退院おめでとうございます。
でも退院=完治ではありません。
傷が治るのに、これから1ケ月程かかります。
特に手術後2週間くらいは大きな“出血”を起こすことがあります。
生活上の注意事項をまもり無理をされないようにお願いいたします。
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ご注意
(但し、まだ完治していませんし、個人差があったり
思わぬ後遺症などが発生する可能性もあるかもしれませんので
あくまでもご判断はあなた自身でお願いいたします)
(参考)
・手術・入院のため、ブログしばらく休みます
・痔の手術はぜんぜん痛くない
・人間ドックの結果、もうしばらく生きられることになりましたw
村内伸弘@ムラウチ ドットコム
↓世の中いろんな人がいる \(^O^)/