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三浦国際市民マラソン、自己ベストで完走!But ラスト4km大失速ヘトヘト

自己ベスト 2:07:45。三浦国際市民マラソン完走後、座り込む僕のぶひろ

レース後、参加記念品の三浦大根をかじる僕のぶひろ
 
 

miura_marathon_logo.gif 第29回 2011三浦国際市民マラソン(ハーフマラソン)

 
 

ネットタイム 2:07:45

自己ベストで、完走しました!!

 
 

事前に立てたレース戦略の中で、

 1. ケガや故障をしないこと
 2. 完走すること
 3. 自己ベストを更新すること

を大きな目標に掲げましたが、
お陰様で、これらをすべてクリアすることができました。

その点で、十分満足のいくレースだったと思います。

反面、17キロ地点までは
2時間を切るペースで走っていたのに、
残り 4キロで足が痙攣(けいれん)して大失速。
ヘトヘト、バテバテでの
フィニッシュになってしまった点には
大いに課題が残りました。

脚に痙攣が起きたのに、
歩くことなく走りきれた満足感と
2時間を超えるペースでレースを運んだのに
自己ベストをちょっと上回るだけの記録に終わってしまった無念さとで
かなり複雑な気持ちのレースでした。

まだまだ、努力や工夫が足りないようです。

生まれて初めてのハーフマラソン大会だった鳴沢村の時は、
完走しただけで、喜びいっぱいだったんですが、
2回目ともなると、完走よりも
タイムやその内容がやはり気になるわけです。

正直、昨日の三浦マラソンは
実に複雑な気持ちにさせられたレースになりました。

課題は自分なりに整理できましたので、
また、10月か 11月あたりに
ハーフマラソン大会に参加して、
次は 2時間切りを実現したいと思っています。
 
 

平成23年3月6日(日)、京急線・三浦海岸駅に到着

すごい人の数、
走る人、こんなにいるのー(笑い)

14000人のエントリーはダテじゃないです。

京急線・三浦海岸駅前

河津桜が咲いていました。
ここ、三浦はもうピンク色の春でした。

(左)駅前で配られていた新聞          (右)駅前のするめ

タイトルは「“春色”のコースで快走を!」

光り輝く三浦の海

うわーっ、三浦海岸駅から海岸の会場に向かって歩きはじめ、
しばらくすると、光り輝く三浦の海が見えてきました!!
すばらしい光景です!
海のある国に生まれた喜びを強く感じます!!

世界には、海のない国がたくさんあります。
でも、僕たちの国にほんは四面を海に囲まれて、
このすばらしい景色を心底味わうことができるんです。
この光り輝く春の海を見ることができただけで、
三浦マラソンに参加した甲斐がありました!!
それほどに、すばらしい光景でした!

砂浜イベント会場近くの三浦海岸

(右)砂浜イベント会場の大根引換所を発見!

参加記念品の三浦大根

段ボール箱が山積みになっていました。
すぐに貰おうと思いましたが、荷物になるので、
レース終了後にいただくことにしました ^^

砂浜イベント会場とそこから見えた東京湾(金田湾)


(左)砂浜イベント会場のステージ       (右)スタッフの方のジャンパー

(左)三浦の空                    (右)フォトスポットで記念撮影~

(右)5kmレースのスタート

(左)ウルトラセブンが 5kmに参加してました(爆笑)


(左)セブンに続き、郵便ポストが歩いているのを発見(大爆笑)

「ポストさん、頑張ってください」と声を掛けたら、
手を振ってくれました。ハハハ


(左)5kmのランナー達が次々フィニッシュしています
(右)僕もゼッケン 24653や RCチップを取り出し、9:37のスタートに向け準備に入りました


ジャーン、準備完了。気温11.1°、このスタイルでレースに挑みます。

(左)仮設トイレの大行列            (右)ハーフ集合場所

自分の完走予想タイムに該当するプラカードの後ろに
整列するということで、1時間50分~59分のプラカードを目指して
移動をしようとしましたが、とにかく人混みが凄くて
目的のプラカードまでなかなかたどり着くことができません。

なんじゃこりゃ~、人多過ぎ~

マラソンランナーってこんなにたくさんいるの~??
どこから集まってきたんだろ(笑)

身動きができなくなりました。
(右)仕方がないので、完走予想タイム 1時間40分~49分のプラカードの後ろに並びました。
僕自身の予想タイムより 10分~20分速い人たちのグループです。

でも、結果的には、ここに入ったことが
前半~中盤の快走につながりました。
この集団に入ることで自然にキロ5分半の走りができたんです。
集団のペースに引きずられて 2時間切りのレース運びになりました。
また、僕もそのペースに充分ついていくことができたんです。

スタート地点にいた TOEIC満点・2011年度ミス日本 谷中麻里衣さん

2011年度ミス日本グランプリ 谷中麻里衣さんが僕にやさしく手を振ってくれました!

これは元気が出ます!!
僕は顔がニヤけるのを抑えることができず、
谷中麻里衣さんに向かって手を振り返しました。

「麻里衣さーん、行ってきま~す。」
さあ、三浦国際市民マラソンスタート~!

日本女性にふさわしい心と健康的で美しい身体を競う 「第43回2011年度ミス日本グランプリ決定コンテスト」(スポーツニッポン新聞社後援)が 24日、東京・新宿の京王プラザホテルで行われ、 慶大法学部2年生の谷中麻里衣さん(20)=東京都出身=がグランプリに選ばれた。 TOEIC(英語能力標準テスト)は満点の990点で、海外生活の経験も豊富の国際派。 「日本を支えていけるような女性になりたい」と抱負を話した。 透き通るような白い肌と、幼さの残る笑顔がはじけた。 慶大生初のグランプリ。 「支えてくれたたくさんの方に感謝したい」と目を潤ませた。

(左)オヤジランナー達はもれなく、谷中さんに手を振ってました。
オヤジども、どうしようもありません(大爆笑)

(左)海が見えたり、(右)大根やキャベツの畑が見えたり、すばらしいコースです。

但し、人がコースにビッチリいるので、
最初の 1,2キロは自分のペースで走ることができず、
タイムをロスりますね~
あまりにも人が多いのも考え物です。
僕も他のランナーの邪魔してるはずですので
人のこと言えませんが。わっはっは。

(左)女性ランナーの背中

「驕(おご)らず、腐らず、諦めず」
マラソンレースを走っていて面白いのは、
自分の前を走るランナーの背中です。
前に向かって走るので、なかなか後ろのランナーの表情は
見ないものなんですが、前のランナーの背中は
ズッと見続けるわけです。

こういう人生訓みたいなのがあると、
思わず頑張ろうと思いますよね!

「驕(おご)らず、腐らず、諦めず」
これは、マラソンだけじゃなくって、
仕事、英語、法律、すべてのことに
当てはまるんじゃないでしょうかっ

(右)左手に海(浦賀水道)が見えてきました。

(左)前方には駿河湾も見えてきました。

(左)風力発電の風車              (右)外人ランナーさんの背中

「Run for all, All for run.」
うーん、この格言どこかで聞いたような気が・・・

そうですよね、
ラグビーで有名な
「One for all, All for one(一人はみんなのために みんなは一人のために)」のパクリですね。
これも、印象的な背中でした ^^

「ゆっくり走ろう三崎路」
富士山が真っ正面に見えました!

城ヶ島に向かう下りで、頂きに白い雪を抱いた富士山が見えたときは感動しました。
上の写真だとちょっとわかりにくいんですが、
赤いシャツの人の頭の上にうっすらと富士山が見えますよね。

実際、走っていると
こんなうっすらではなく、ちっちゃくなく。
目の前の視界にものスゴイ大きさで富士山が現れる感じなんです!

まさか、富士山が拝めるとは思っても見なかったので、
僕は、ものすごいビックリしました。

こんな素敵な富士山が見えるなんて、
三浦国際市民マラソンのコース、素晴らしすぎます!!

(左)すれ違ったランナー達           (右)城ヶ島大橋料金所

僕が 6kmを過ぎた地点で、もう中間点を過ぎ 12kmぐらい走っている
ランナーたちとすれ違いました。2倍の速さで走っている人たちを見ると
格の違いを感じずにはいられません。スゴイ速さです!!

城ヶ島大橋の上

折返し地点へ向けてひた走る

(左)折り返し地点                 (右)折り返し地点のポールに触れる僕の左手

(右)南国らしい城ヶ島の木           (右)給水所の紙コップ

沿道では三浦の方々が三浦太鼓で僕らを励ましてくれました。
元気な太鼓の音に、僕だけではなくみんな励まされたと思います。
本当にありがとうございます。

城ヶ島大橋の上(復路)

中間点通過。1:02:36。
僕の腕時計では、1時間ちょうどでした。
(スタート時点で号砲が鳴ってから、僕がスタートするまで 2分31秒ありましたので、
僕のネットタイムは公式タイムから 2分31秒を引いたタイムになります。)

よしっ、中間点で 1時間ちょうど!
しかも、往路は長い上りがあったけど、
復路はそんなに上りはない。
「2時間切れるぞ!!」

このペースで走れたことで、
2時間切りの希望が現実となりそうな感じで、
すごく勇気が湧いてきました。

さあ、残り半分。
頑張って、走ります!

(左)「走りまくり」                 (右)三浦の海

(左)三浦の空                   (右)三浦の港

(左)宮川大橋                   (右)毘沙門湾

宮川大橋を過ぎると風力発電の風車が間近に見えました。

毘沙門湾付近で、毘沙門湾の景色を写真に撮りながら走ってたら、
後ろを走っていたおじさんランナーが「撮りますよ」と言ってくれて、
僕が走っている写真を撮ってくれました。
ランナーの方はみんな優しいです、
お言葉に甘えて撮っていただいた写真が上の写真です。
このレース唯一の僕が走っている姿です(^O^)

この時までは、僕はこのレース
間違いなく 2時間を切れると思っていたんです・・・
 
 
 
ところが・・・

ところが・・・
 
 
 
 
 

後ろから“バルタン星人”が、ウルトラマンのテーマを大音量で
流しながら走ってきて、僕を追い抜いていきました・・・

なぜか、右手には「岩手県奥州市」と書かれています(笑い)

僕を抜き去っていった“バルタン星人”

バルタン星人に抜かされた精神的ショックはデカかったです(大爆笑)

(左)毘沙門湾                   (右)“バルタン星人”に追い抜かれた面々w

(左)毘沙門トンネル                (右)17キロ地点付近

“バルタン星人”に追い抜かれたショックを引きずっていた僕に、
思いも掛けない事態が迫っていました。

このレース最後の上り坂を登り切った 17キロ地点付近、
異変は起きました!
足が前に進まないんです。
両足のふくらはぎや太ももの裏が
痙攣というか、肉離れ寸前というか、
急に、ビクンビクン痛みはじめて
あっという間にペースが落ちて、
どんどんみんなに抜かれはじめました。

「リタイア」「途中棄権」
そんな言葉が脳裏に浮かびました。

最終的に、僕は決して歩かず
だましだまし走りつづけたら、
なんとかそれ以上は悪化しなかったのでゴールできましたが、
残り 4km。本来ならラストスパートを予定していた
17キロ地点に、思いも寄らぬアクシデントが
待ち構えていました(涙)

あと 4km

この地点では、もはや前に進む気持ちはあっても、
足がまったく前に出ず、大失速。
せっかく 17キロ地点までキロ5分半のペースで走ってきたのに、
たぶんキロ8分ぐらいの速度になってしまいました。

東京湾(金田湾)が見えてきました。

とにかく足が言うこときかず、動かない。前に出ない。
後ろからドンドン他のランナーに抜かれていく、
まさに悪夢の時間帯でした。

ですが、最後は執念で足を前に出しつづけました。

残り 3キロ、残り 2キロ、残り 1キロ。
まったくスピードがでません。
痙攣がこれ以上ひどくならないように、
肉離れやアキレス腱断裂が起きないように祈りながら、
前に足を出し続けました。

苦痛に顔をゆがめながら、
2時間切りの夢が散っていくのを自覚しながら
前に前にと足を出し続けました。

(左)「FINISH」の横断幕が近づいてきました (右)ゴール~

2:07:45。自己ベストはなんとか更新。
でも、ゴールにたどり着くことができましたが、ヘトヘトでした。
ゴール直後、道端に座り込みました。

ゴール時の気温はなんと 18℃。

苦しかったです。
後味の苦い完走です。
かなり、精神的にも、肉体的にも追い込まれました。。。

ほろ苦い完走です。。。

(左)ゴール地点                    (右)ゴール後に食べた中華まん

完走後の僕のぶひろ。

体全体に吹き付けてきた海の風が超気持ち良かったです。

自己ベスト更新の 2:07:45。
会場全体に RCサクセションの「雨上がりの夜空に」が流れてました。

21.0975キロのレースを走りきった疲れ切った体。
太股の裏やふくらはぎの痙攣に負けず走りきれた満足感。
2時間切りのペースで走ったのに自己ベストをちょっと上回るだけの記録に終わった無念さ。
そんな複雑な気持ちの中で、
清志郎の歌は楽しく、そして悔しく聞こえました。
 
 
同じ時代に生まれ、同じ国に生まれ、同じレースで、
同じゴール目指して走った仲間たちに限りない愛おしさを感じます。
また、大会運営で、沿道で応援してくださった
三浦の皆さんにこころから感動、感謝です。
皆さん、ありがとうございました!!!!
 
 

完走証発行所前で

僕のぶひろの完走証

 公式タイム  2:10:16
 ネットタイム  2:07:45
 距離別順位 3678位 / 6343人中
 男女別順位 3273位 / 5300人中
 天候 晴れ
 気温 11.7℃
 湿度 38.2%
 西南西の風 平均 7.8m

(左)マグロ?のキャラクター           (右)ハーフマラソン表彰式

(左)ハーフマラソン表彰式            (右)参加記念品の三浦大根をかじる
 
 

家路に。

さようなら、三浦海岸。
小さいときから、三浦海岸という名詞は、
“夏”のイメージでした。

でも、今回、三浦海岸という名詞に、
“春”のイメージが加わりました。

上の写真見てください。
美しすぎませんか!?
海の色、砂浜の色、そこにいる人々の姿。

なんだかすべてが美しく僕には見えました。

素晴らしい海・三浦。
素晴らしい人、
素晴らしいレース、
素晴らしい時間。

ありがとう、三浦海岸。
ありがとうございました、三浦の皆さん。
 
 

京急線・三浦海岸駅前の飲み屋通り

レース完走後の生ビール、最高に、最高においしかったです!!

この通りに戻るまで、
何軒か料理屋やレストランに入ったんですが、
すべて満席で食事にありつけず。

でも、運良く、この通りを通ったときに
お金を払って、今にも帰りそうな人たちがいる席を発見。

空くのを待って
居酒屋さんの席を確保、
ビールと食事にありつけました。

お天道様の下で、最高のひるめしでした。

(左)生ビール                   (右)鶏のから揚げ

(左)まぐろのブツ                 (右)地タコさしみ

ビールはもちろん一品一品がおいしかったです。

横須賀から来たというほぼ同年代の三人組(男2、女1)と相席になって意気投合。
マラソン談議や同年代ならではの昔話で盛り上がりました。

全力を尽くして走り切った後の一杯は最高ですね!
ましてや同じレースを走った仲間たちとの杯を交わすのは
ひときわ素晴らしいですね!

京急線・三浦海岸駅前の河津桜

  

(左)電車の中で食べたアーモンドチョコ

景品の三浦大根をリュックにいれて家に戻りましたが、
疲れきった体にズシリと重たかったです。
でも、なんだかそれがかえって心地よかったです。
 
この三浦大根こそが、
僕が平成23年の三浦マラソンを走り抜けた
何よりの証拠ですからねっ。
 
 
以上、
こんな感じのレースだったんですが、
後半ラスト 4キロでの足の痙攣、大失速の原因は
こんな感じだと認識しています。

 ・走り込み量の絶対的不足(練習不足)
 ・オーバーウエイト(太りすぎ)
 ・レース前のストレッチ不足(準備運動不足)
 ・気温18℃ レース後半のスタミナ不足(暑さ対策不足)

駅前で一緒に飲んだ、横須賀 3人組に、
次は 11月の「よこすかシーサイドマラソン」で会いましょう。
と言われました。

いずれにせよ、
10月か11月頃に、次のハーフマラソン大会に
エントリーするつもりですが、
上の 4つの原因を一つずつ潰して
次は2時間を切りたいと思います。

・・・

じゃなくって、
絶対に 2時間を切ります。
 
三浦国際マラソン 完走までの軌跡

2010年11月29日: マラソンはやめました

2010年12月22日: 「必死で寝る」 来年は6時間睡眠

2011年01月26日: かかとのひび割れ、ガサガサに “近江兄弟社 メディカルクリーム”
2011年02月01日: asics/アシックス 膝サポーター(スポーツサポーター)を購入

2011年02月18日: 英語危機ながら、三浦半島マラソン練習

2011年02月20日: 三浦国際市民マラソンまで 残り 2週間

2011年02月21日: 大根?ホノルル? 三浦国際市民マラソン ゼッケン到着

2011年02月23日: 21キロ完走 三浦半島マラソン一夜漬け

2011年02月27日: 13キロを85分43秒で完走 三浦半島マラソン、走り込み完了!
2011年03月04日: *三浦国際市民マラソンのレース戦略*
2011年03月05日: *三浦国際市民マラソン、いよいよ明日号砲*

2011年03月07日: 三浦国際市民マラソン、自己ベストで完走!But ラスト4km大失速ヘトヘト

(参考)

平成26年4月6日 第30回 日本平桜マラソン参戦決定!


村内伸弘@ムラウチ ドットコム

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