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有斐閣・ポケット六法
法律の王様 「民法」を
ポケット六法(2007でちょっと古いですが・・・)で音読してみました。
外国語の英語とおんなじで、
法律用語もある種外国語とおなじようなもんですので、
何度も繰り返して読んだり、見たりして覚えていくしかありません。
その意味で“英語の音読”と同じく
“六法の音読”も有効な勉強法のひとつだと思っています。
もちろん、勉強のバランスを重視して
答練(答案練習)と平行して法律の原文にあたる
という習慣を身につけていきます。
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で・・・
「民法」を音読してみてどうだったかっていうと!
「民法」っていうのは、
人間の社会生活や私的生活を規定している法律なので、
読み込めば読み込むほど“にんげん(人間)”が
見えてきて面白いです!!
私人(しじん)間の利害がぶつかり、それを調整するための
条文がほとんどですので、
行間から人間の真の姿が見えてきます。
明治時代に作られた法律ですが、
いつの世も、いつの時代も基本的に
“にんげん”は変わらない。
利益を獲得しようとし、主張し争いもめている人々の
ナマの姿が民法の条文の行間から見えてきます。
もちろん、それを流血や暴力で解決するのではなく、
法で解決し、平和的に調整していくのが「民法」だと
僕は理解しています。
正直、下手な小説より
“人間というもの”について知ることができて面白いです(^^)
それから法律は一字一句が
ものすごい重い意味をもっているので、読めば読むほど、
なぜ、この文字が入っているか?
なぜ、この語句が使われているのか?とかも、
だんだんと見えてくるのでそれも楽しいです。
村内伸弘@ムラウチ ドットコム♣