2007年 8月 26日(日) - 村内のぶひろ
「熊野古道を歩く ~人はなぜ熊野をめざすのか~」
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世界遺産に登録された熊野古道(くまのこどう)。
このビジュアル本
「熊野古道を歩く ~人はなぜ熊野をめざすのか~」
(JTBキャンブックス 文学歴史-12)を読んで、
熊野古道を歩く準備をしています。
歩くこと自体が修行で、歩くことで救われるそうです ^^
熊野古道は正式には
「紀伊山地の霊場と参詣道」ということで
世界遺産(文化遺産)登録をされているわけでして、
単なる古い道(=古道)ではなく、
参詣で使われた道(=参詣道)であるわけなのです。
この本はまず、
熊野古道に関する写真や地図、図解などが
ふんだんにあり、とっても読みやすいです。
本の体裁ですが、雑誌に近い感覚です。
ですが、文章や調査は本格的で
読めば読むほど熊野への憧憬が高まります。
紀伊路、中辺路、大雲取越え、小雲取越え、
大辺路、小辺路、伊勢路、大峯奥駈道など
すべてのルート紹介が歴史的、宗教的な説明と共に
なされていて、僕は中辺路に決めていますが
全部のコースを歩こうと思わず思ってしまうほどです。
補陀落渡海(ふだらくとかい)という
自らの現身を捨て法華経とともに永遠に生きようと
する捨身行(しゃしんぎょう)があったそうで
「海に消えた僧侶たち」というコラムの中で書かれていました。
自分の身を犠牲にして人々の罪や穢れ、
苦しみを救おうとした渡海僧たちも
熊野古道近くにひっそり建つ山寺に眠っているそうです。
ぜひ訪れて手を合わせようと思います。
それから以前「一遍聖絵」として
このブログでもご紹介した
“捨て聖(ひじり)” 一遍上人(いっぺんしょうにん)が
この熊野で悟りを開いたそうです。
「一遍上人と熊野の神」というコラムによると
一遍上人は
信、不信をえらばず、
浄、不浄をきらはず、その札をくばるべし
という熊野権現のお告げを受け、
一遍を名乗り、「決定往生六十万人」の賦算(ふさん)を
続けっていったそうです。
この出来事は「熊野成道(くまのじょうどう)」と呼ばれ
ているとのことでした。「一遍聖絵」でも触れられていましたが
改めて思います、一遍上人と熊野がこんな関係だったなんて!
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きょうのキーワード:熊野古道 - 補陀落 - 一遍聖絵
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投稿者: 村内のぶひろ(ブログ社長) 2007年08月26日 13:58
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