ジャミラ！シーボーズ！ガバドン！スカイドン！テレスドン！

ジャミラ！

シーボーズ！

ガバドン！

スカイドン！

テレスドン！

その昔、ウルトラマン少年だったオヤジどもが聞いたら
涙を流して懐かしがれる怪獣たちの名前ですよねーっ
ははははははｗ

僕のぶひろが買って見たＤＶＤムービー

最強のウルトラマン・ムービーシリーズ Vol.2
実相寺昭雄監督作品ウルトラマン

「実相寺ウルトラマン」、ムラウチドットコムＤＶＤストアで
衝動買いをして、一気に全部見ました（笑）

素晴らしいです！
初代ウルトラマンすばらしいです！！

このDVD映画に含まれるのは下記の５話です。
どの回もそれぞれ見ごたえがあって
息もつけない程でした！！
初めてテレビで放送された頃はまさに僕のぶひろが
生まれるちょっと前ですね。昭和元禄ですよ、昭和元禄！
昭和臭がしますよ、心地のよい昭和臭がｗ

　　　↓↓↓↓↓

昭和41年（1966年） 10月23日
第15話「恐怖の宇宙線」
らくがき怪獣ガバドン

昭和41年（1966年） 11月22日
第22話「地上破壊工作」
地底怪獣テレスドン

昭和41年（1966年） 12月18日
第23話「故郷は地球」
棲星怪獣ジャミラ

昭和42年（1967年） 3月5日
第34話「空の贈り物」
あきれるほど重い怪獣スカイドン

昭和42年（1967年） 3月12日
第35話「怪獣墓場」
墓場怪獣シーボーズ

超よかったので、
せっかくです、感想をガンガン書いちゃいます！！
若干のネタバレ注意しつつ、ご覧くださーい (^O^)W

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★らくがき怪獣ガバドン

昭和41年（1966年） 10月23日
第15話「恐怖の宇宙線」

ガバドンは昭和の子供たちが土管（ドカン）に書いた
らくがきが怪獣になった“らくがき怪獣”です。

読売巨人軍の黄色い帽子をかぶって
土管にらくがきをする半ズボンの昭和少年と
青空の青さがじつに印象的です。

最近、土管は見かけなくなりましたが、
昔はけっこう原っぱとかにありましたよね（笑）
懐かしいです！

早起きをして土管の怪獣を見に行く子供たち、
ガバドンを攻撃するウルトラマンに
「やめろぉ」」「やめてくれー」と叫び続ける子供たち。
夜、天を見上げ涙を流す子供たち。

少年少女のきれいな心がジンとくる
ウルトラマンの傑作じゃないでしょうか！
ガバドンの目から流れた星の涙に大感動の作品でした！！

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★地底怪獣テレスドン

昭和41年（1966年） 11月22日
第22話「地上破壊工作」

地底人の地球征服の手先がテレスドンです。
ビルを、高速道路を次々とぶち壊すテレスドン。
暗がりでもうもうと上がる白煙、
燃え上がる炎（ほのお）、
ビートルのテールの青い光、
弾丸の閃光。
東京は全滅。

主題歌の流れる中、
テレスドンと戦う“光の子”ウルトラマンの
カラータイマーの青さが美しい作品でした。

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★棲星怪獣ジャミラ

昭和41年（1966年） 12月18日
第23話「故郷は地球」

地球に飛来した見えないロケットを追う科学特捜隊、
キーキーという声の主は元人間の怪獣・ジャミラだった！

たばこをくゆらせてジャミラの正体を尋ねるキャップことムラマツ隊長、
イデとアラシの口論を見つめるアキコ隊員のうつくしい横顔。

「人間らしい心はなくなっちまったのかよー」
イデ隊員の叫びに攻撃をやめ呆然と立ち尽くすジャミラ。

・・・が、
「ウルトラマンに負けてほしい」と僕は真剣思いました。
元人間のジャミラはそんな僕の思いもむなしく倒されました。
ウルトラマンからウルトラ水流を浴び、
ドロだらけになりもがき苦しむジャミラに
人間の悲しさを感じずにはいられませんでした・・・

「かわいそう・・・」
地球の土になったジャミラ、
ふるさと地球の土となったジャミラ・・・

「故郷は地球」
胸締め付けられる悲しい作品です。。。

PS
ジャミラの登場に逃げ惑う人たちのいでたちが
半纏（はんてん）と唐草模様の風呂敷（ふろしき）だったのには
笑っちゃいましたし、燃えたのが茅葺（かやぶき）屋根の家
だったのも時代を感じました（＾＾）

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★あきれるほど重い怪獣スカイドン

昭和42年（1967年） 3月5日
第34話「空の贈り物」

あきれるほど重いスカイドンを
なんとか殺さずに宇宙へ帰そうと、
ウルトラマンと科特隊が悪戦苦闘します（笑い）

すごいいびきを立てて眠っているスカイドンに
ドラえもんのタケコプターのようなものを取り付ける
作戦なんかは僕も笑っちゃいました。

作戦成功を喜び合う科特隊の面々、
あわててカレーのスプーンで変身しようとするハヤタ（笑）

スカイドンは、ＤＶＤの最後に収録されている特典映像
「夢の跡～ウルトラマンの工場」の中で
監督の実相寺さんも一番好きな怪獣に挙げてました。
「何もしない」ということがステキに思える作品ですｗ

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★墓場怪獣シーボーズ

昭和42年（1967年） 3月12日
第35話「怪獣墓場」

怪獣墓場から落っこってきたシーボーズ。
最初っから、攻撃はしない、悪いことはしないんです。
ただひたすら、宇宙へ帰りたがっちゃうんです（爆笑）
悲しげに空を見上げるシーボーズ。
悲しそうな声を出して、ビルから宇宙へ飛ぼうとするシーボーズ。
背中を丸め、とぼとぼと歩くシーボーズ。

「何で攻撃しちゃうの？」
僕はウルトラマンに攻撃をやめてほしかったです。

夕焼けの中、黒いシルエットのシーボーズ。
頭を抱え、ぐずるシーボーズ。
ウルトラマンに見送られ、ロケットと共に
宇宙へ戻っていったシーボーズ。

なんだか、シーボーズが怪獣じゃなくって
どこにでもいる人間のような気がしてくる作品です。

いる、いる！
シーボーズのような人間が
いつの時代にも、どこの国にも・・・

（参考）
・あれから４０年・・アンヌのひとりごと（ウルトラセブン・アンヌ隊員）

・科学特捜隊のアラシ隊員 - 聴いて幸せ☆ 毒蝮三太夫「ミュージックプレゼント」

・ウルフェス会場のウルトラマンカレー

・アイスラッガーぁ！ウルトラマンフェスティバル２００７行きました

・ウルトラマン映画「大怪獣バトルウルトラ銀河伝説」見てきました！

・昭和46年/1971年のこどもの日、ウルトラマンのポーズ