先日、ある講演会を聞く機会に恵まれました。
テーマは「超高齢グローバル社会」 という演題でした。
特に僕が参考になったのは
東京一極集中は必然で、地方分権を進めてはならないという
主張でした。東京に人、モノ、情報がどんどん集積していくのは
アジアの中のTOKYO、世界の中のTOKYOという位置づけで
海外の企業や文化が流れ込んできているからであるという分析です。
ようは、にほんの中でただ東京だけが
グローバリゼーションの大波に直面しているという解説でした。
逆に東京以外のにほんは、その波からはずれているので
「東京」と「東京以外」に格差があるのは好ましいことで
どんどん東京を魅力的で、強く大きな都市にしていくことで
東京が得る“富”を地方に分配してにほん全体が豊かになって
いくことが可能になるそうです。
この方は逆に道州制など地方分権が進み、東京が弱くなってしまうと
本来、東京が担っていたアジアや世界の中心としての地位や機能が
他のアジアの大都市に移動してしまい、
日本国自体の大きな損失になるとも話していらっしゃいました。
東京が強く大きな都市になっていくことに異論はありませんが
にほん全国を旅して、実際に自分の目でみたり、
地元の人と話したりしている感じでは、
各地域の特色や持ち味を時代に合わせて磨き上げれば、
格差なんて吹っ飛ばして
地域ごとの個性ある発展は可能であると僕は信じています。
東京だけじゃなくって、
グローバリゼーションをしたたかに活用し
全国津々浦々の市や町が元気になることが理想です!!
「にほんの人々よ、やればできる!」
それから、超高齢化社会についても聞きましたが
こちらも深刻で、東京は良いとしても、
2030年とか2050年という時期には、各地方は
4人に1人が75歳以上、3人に1人が75歳以上という
時代がやってくるようです。
これはちょっと考えただけでも
「やっていけなさそう」ですよね(^^ ;
現時点では答えがないのですが、
一応、コレが僕がイメージする 2055年の日本です。
コレしかないでしょ~!!(笑い)
・人間の日本人 8000万人 ・ロボットの日本人 4000万人
(参考)
八王子州で東京から独立を! 「【図解】地域主権型道州制がよくわかる本」 読破
村内伸弘@ムラウチ ドットコム
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