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上野の山で徹夜して花見

      八王子のさくらの名所・元横山公園

さくらの季節になりましたね。
天下泰平の江戸の昔、芭蕉は詠いあげました。

「花の雲 鐘は上野か浅草か」 …いい句ですな。

「観音の いらか見やりつ 花の雲」 …うん、これまた宜しいですな。

よーし、春らんまん 今年は何としてもお花見に行くぞー!
ウキウキしてきますよね、去年は行けなかったし、
さくらの元で浮かれたいっす。

花見の思い出と言えば、上野の花見。
SONY勤務時代に“花見のメッカ?”上野でやった時の
思い出がとりわけ深いですね、平成3年(1991年)頃かな。

えっ!どんな感じだったかって??

当時僕は新入社員で20代前半でしたので、もちろん場所取り(大笑い)
しかも、SONYの場合、前夜から泊りがけなんですよ!!
仕事中なのに 24時間以上山にいるわけです。わっはっは
ですんで上野の山で一泊して、朝を迎えたわけです。

テント張って、寝袋持って山に篭ったのも
今となっては楽しい思い出です。
自家発電機を持ち込んでカラオケまでやって、バカ騒ぎしたところ、
翌週の週刊誌かなんかに「某大手メーカーが上野でバカ騒ぎ」なんて
記事が載ってて みんなで大いに盛りあがったもんです(^^)/

上野の夜桜見物は暗闇に包まれた山全体から

「ワーーーーーーーーーーー」という音が途切れることなく
ズッとこだましてすごい雰囲気だったです。
みんなで浮かれて、嬉しくて楽しい気持ちになりたいですね。

桜の歌では西行さんの

「願わくば 花のもとにて春死なん そのきさらぎの望月の頃」

(願わくば、桜の花の下で春に死にたいものだ)

なんて歌もあって、結局昔から日本人はひとりひとり
サクラに何らかの思いや願いを抱いて生きているんでしょうね、
のぶひろも日本人だなあ~

それにしても不思議な不思議な花ですね、サクラって。。。

(参考)

樹齢2000年 山高神代桜の満開を激写!(山梨県実相寺)


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