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洋書英語学習の大革命!電子書籍の英単語内蔵辞書機能

僕が生まれて初めて購入した洋書の電子書籍(eBook) Title: Fireside Chats: Radio Addresses to the American People 1933-1944 Author: Franklin Delano Roosevelt

Fictionwise(A Barnes & Noble)で購入
 
 
電子書籍 SONY “Reader” を僕が買った
最大の理由は「紙の辞書(英和辞典)なしで洋書を読むためです」。

わからない英単語を調べられる 文中のわからない英単語は、内蔵の辞書で調べられます。 引き方は簡単。 調べたい英単語を軽く 2回タップするだけです。 また、ソフトウェアキーボードから文字を入力して調べることもできます。 【収録辞書】 英和辞典:ジーニアス英和辞典 第四版 英英辞典:New Oxford American Dictionary Second Edition

ということで、昨日の夜、
洋書の電子書籍ストアを探し出して、
クレジットカードで、
アメリカ・ルーズベル大統領のラジオ談話集を
買ってみました。

そもそも、僕の SONY “Reader” PRS-350で
ホントに読めるのかどうかも不安だったのですが、
[MultiFormat] というフォーマットでとりあえず、

▼Available eBook Formats [MultiFormat]
eReader (PDB) [306 KB]
ePub (EPUB) [1.3 MB]
Rocket/REB1100 (RB) [272 KB]
Portable Document Format (PDF) [1.0 MB]
Palm Doc (PDB) [316 KB]
Microsoft Reader (LIT) [1.3 MB]
Franklin eBookMan (FUB) [288 KB]
hiebook (KML) [732 KB]
Sony Reader (LRF) [379 KB]
iSilo (PDB) [256 KB]
Mobipocket (PRC) [319 KB]
Kindle Compatible (MOBI) [382 KB]
OEBFF Format (IMP) [418 KB]

こんなにたくさんのフォーマットが
ダウンロード可能でした。
 
 
その中で、
日本の “Reader”で読み込めそうな
下記の 3種類のフォーマットをダウンロードして、
さっそく “Reader”に取り込んでみました。
取り込みは簡単でした。

Sony Reader (LRF) [379 KB]
Portable Document Format (PDF) [1.0 MB]
ePub (EPUB) [1.3 MB]

結果も良好で、
見事 3種類とも閲覧ができました!
この瞬間、僕は洋書の電子書籍を生まれて初めて
読んだことになりました!!

フォーマット: Sony Reader (LRF) [379 KB]

LRFファイルは画面にピッタリで
とてもキレイに閲覧でき、
文字サイズの変更は自由、
画面の縦横回転も自由、
英単語を 2回タップして意味も調べられました。

フォーマット: Portable Document Format (PDF) [1.0 MB]

PDFファイルは画面の左右に余白(余黒?)が
若干発生しますがキレイに閲覧できます。
ですが、文字サイズが Sで固定され、変更不可能でした。
画面の縦横回転は自由、
英単語は 2回タップして意味が調べられました。

フォーマット: ePub (EPUB) [1.3 MB]

ePUBファイルは LRFファイルと同様
画面にピッタリで
とてもキレイに閲覧でき、
文字サイズの変更は自由、
画面の縦横回転も自由、
英単語も 2回タップして意味が調べられました。

ePUBファイルを横にした画面
 
 
結論を言うと、
PDFだけがやや特殊で、
LRFとEPUBはそんなに大きな違いはないようです ^ ^

「わからない英単語を調べられる」内蔵辞書機能 小さい画面 ← タップ 2回

「わからない英単語を調べられる」内蔵辞書機能 大きい画面 ← タップ 3回

ハイ!閲覧準備に成功したのでそれではと、
ちょっと夜更かしして、
実際に僕の “Reader” PRS-350で
英文を読んでみましたので感想を綴ってみます。

まずはなんといっても内蔵辞書機能です!!
以前から、パソコン上では
Googleのツールバーを入れると
マウスオーバー辞書」という同様の機能が実現しているんですが、
パソコンでの読書はやっぱり目が疲れますから、
目に優しい電子書籍での、この機能は
実に素晴らしいと思います。

従来、洋書は
辞書を引き引き読んでいくと、
読了にとんでもない時間がかかってしまいましたし、
辞書を引かないで、わからない単語を
飛ばしつつ読むと、今度は逆に
内容の理解が進まないという
ジレンマがありました。

辞書を引かずに、流れるように内容を理解できるという
洋書での英語学習の大革命が
起こったと僕は感じました!!!!

読みたい本や文章を
どんどん電子書籍に入れ込んで、
わかんない英単語があったら、
その瞬間に 2回軽くタップ(=画面を叩く)する。

ポイントは
わからなかったその瞬間に
画面から目をそらさず、気もそらさず、
そのまま瞬時に意味を調べられるということです。

人間は、誰しも、
会話や文章の中で
わからない単語があるときに
お父さんやお母さん、回りの人たちに
その意味を聞き続けて
母国語を習得してきています。

辞書なんて、引いてないんです。
その場で、その瞬間に、
お母さんが意味を解説して
やさしく教えてくれたんです。

そうです、
外国語の習得で、この
お母さんの役割を果たすのが、
たった 2回の軽いタップなのです!!

時間もかからず、直感的。
ガンガン読み進めながら、
ドンドン調べられる。

まさに、
紙では絶対に実現不可能な
革命的な機能です。

この 2回のタップのお陰で、
人類の外国語習得の効率が大いに上がり、
コミュニケーションや相互理解が進み、
世界がより平和になるのではないでしょうか!
 
 
クリスマスイブは、
ひとり、電子書籍を楽しむのが王道です。

イブの読書はたのしいです ^^
メリークリスマス! ← 寂しすぎ(涙)

  ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

SONY/ソニー 電子書籍リーダー “Reader(リーダー)”

SONY/ソニー eBook ストア “Reader Store”

はははw

最後に、
ちょっと、力み過ぎでしたので、
少し冷静にこの辞書機能が
今ひとつなところも書いちゃいます。

「2回の軽いタップで、わからない英単語を調べられる」というのが
SONYさんの宣伝文句ですが、
実際はそうじゃないことが多く、
まだまだやや面倒くさい感じが残ってて、
改善の余地が大だと思います。

というのも、 “Reader”の画面の英単語を
軽く 2回たたくと、画面の下部に 2~3行の
小さな辞書画面が立ち上がって、
その単語の冒頭の説明が表示されるんですが、
そこに意味ではなく、発音記号しか
表示されないことが結構多いんです。
(一目で意味がわからないんです。)

2回のタップで、すぐに意味が見られないと、
結局、深掘りため、
更にもう 1回 [A]というマークなどへのタップが発生し、
計3回のタップで初めて意味がわかるということが多いんです。

「2回の軽いタップで、わからない英単語を調べられる」というのは、
大変申し訳ございませんが、
真実ではないことが多かったです。。。
 
 
先ほど触れた Googleの「マウスオーバー辞書」は、
発音記号なんて表示させず、意味が ,(カンマ)区切りで
ズラズラズラズラつながって表示されるんですが、
読書の途中でわからない単語を調べる場合は
これがベストです。

前後の文の流れから、
だいたいそこにくる意味は推測できるので、
いくつかの候補があれば
意味をすぐに理解し、読書に復帰することができるんです。

ところが、この “Reader”のジーニアス英和辞典は
最初の小さい辞書画面に発音記号、
深掘りした大きな辞書画面には発音記号や品詞、
例文などが多く含まれてしまっています。
そればかりか「▼ジーニアス英和辞典 第四版」なんて
まったく辞書を引く機能には関係のない文字まで
小さい辞書画面の一等地に毎回出てきてます。
見にくいです。

電子辞書時代、例文はいままさに
読んでいた文章になるわけですので、
僕的には不要だと思います。

もっとシンプルに、意味を羅列するような
スタイルならば、電子辞書を使った流れるような
読書が可能になると思いますが、
現状の “Reader”の画面づくり(ナビゲーション)だと
せっかくの電子書籍の長所が半減してしまっていると感じました。

また、大きな辞書画面を一旦開いてしまうと
その画面を閉じるには画面右上隅にある
[×]という小さなマークをたたかなければいけないので、
タッチペンを動かす距離も長くなりますし、しかも
マークが小さいため、“狙いを定めてたたく”という
注意力が必要な作業(動作)が都度必要になり、
読書の集中力が途切れがちになります。

以上、まとめると

1. タップ数が 1回多い
  (2回のタップだけで意味を漏れなく見せて欲しい。)
2. 辞書画面に発音記号や品詞、例文などが多すぎる
  (意味だけのシンプル画面にして欲しい。または
   小さな画面をもう少し広くして 1回で意味が見られるようにして欲しい)
3. 大きな辞書画面から読書への復帰マークが小さすぎる
  (読書の気が散らないように、操作を直感的に楽にして欲しい)

こんな感じでしょうか?
まだ、日本での一号機ですから、
いろいろ改善の余地があると思います。
SONYさんなら、やってくれると思っています。

ぜひ、Googleのマウスオーバー機能の
良いところを取り入れてみてください。
 
 
最後は辛口の提案になりましたが、
全体的には今日のブログのタイトルの通り
洋書英語学習に大革命を起こす
素晴らしい機械だと思いました!
買ってよかったです。
 
 
さあ、これからこの
“Reader”を使って勉強です。
直近の目標は TOEIC 700点です。

勉強、勉強~♪

(参考)
続・電子書籍 SONY “Reader”の感想・レビュー
写真つき: 電子書籍 SONY “Reader”で読書してみた感想です!
SONY電子書籍 “Reader” 予約しました!

iPad(アイパッド)届きました! 薄っーー

新iPod touch / Man lives freely only by his readiness to die.

元ソニー社員・ソニーマン のぶひろ

※18年前、24才の僕のぶひろ - 平成4年(1992年) 5月24日

元ソニー社員・村内伸弘@ムラウチ ドットコム

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