前の五千円札でおなじみの新渡戸稲造が明治32年(1899年)に
アメリカで英語で出版した名著です。
もはや古典とも言えるこの「武士道(ぶしどう)」を
たぶん20年ぶりくらいに読みました。(現代語新訳で読みました)
僕も男ですので
サムライに憧れる気持ちもあって読んでいきましたが
やっぱりカッコいいです。
生きている時代が違うので
現代の価値観を当てはめるとあまりにも残酷なことや
無茶なことも書かれていますが、
時代性を考慮して客観的に読めば、
サムライ達の生き様は胸に響きます。
特に考えさせられたのは
命以上に大切な価値をサムライ達が持っていたという記述です。
命より大切・・・
命より大切なものって??
そう、それは「名誉」だそうです。
命よりも「名誉」を大切にするサムライ達。
知識や富ではなく、「名誉」や「勇気」を重んじたサムライ達。
現代の僕たちとあまりにも価値観が違いすぎますが、
こころのどこかでは激しく共感できました。
武士が滅びてまだ百数十年。
僕たちのDNAにはこういった侍たちの精神が
まだ宿っている可能性はあります。
義・勇・仁・礼・誠・名誉・忠義・克己。
のぶひろもこれからはEC侍、ブログ侍として気高く生きていきます。
生き方を考える上で実にすばらしい一冊です。
(参考)
青年よ大志を抱け!Boys, be ambitious.全文
Boys, Be ambitious! Inazo Nitobe (新渡戸 稲造)
村内伸弘@ムラウチ ドットコム
↓世の中いろんな人がいる \(^O^)/