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さようなら三角屋根の国立駅舎

国立駅(くにたちえき)の前を通りました。
三角屋根の国立駅の駅舎の取り壊しが始まっていました。

僕の父が国立高校OBですので、
国立には縁が深いのですが、僕自身は時々この駅舎の前を
通るくらいでした。

でも、そのしゃれた外観や雰囲気は
解体されてしまうとなるとなんだかさびしいですね。。。
大正15年からだそうです、
文化の香り高き国立市民の皆さんの
喜びも悲しみもこの駅舎は見つめてきたのでしょう。


話は全然変わりますが
昔、国立駅前の古本屋さんで
先の大戦で斃れた兵士たちの最期の姿が写っている
写真集を立ち読みしたことを覚えています。

満州で草生す屍 (くさむすかばね)、
南の島・サイパンで水漬く屍 (みづくかばね)。

若かった僕は先輩たちの最期に
強烈な印象を受けたんですが、
まだあの国立の古本屋で売れ残ってるのでしょうか?

日本人としての先輩方の様々な献身や犠牲があって
今の繁栄があるということを僕は忘れません。
そう、取り壊されていくステキな駅舎を忘れてはいけないのと同じように・・・

(参考)

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