〓キング・カズの言葉〓
蹴音読みました。
キングカズ(三浦知良)の言葉が綴られた本なのですが、
文字数がやたら少ないので
一冊読むのにほとんど時間がいりません。
正直言うと Jリーグ開幕戦の日にカズが変な髪の毛にしてきた時に
「なんだぁ??」と思ったことがありました。
平成5年(1993年) 5月15日、ヴェルディ川崎対横浜マリノスの試合です。
あれから13年経って、
(僕みたいな未熟者が言うのも変ですが...)
カズは本物の人格者に成長していました。
ドーハの悲劇。
フランスW杯直前での代表落ち。
クロアチアでのゼロからの出発。など
幾多の試練を乗り越えて
人間的に成熟していることがこの本を読むとよくわかります。
・逆境から立ち上がる
・プロであり続ける
・勝負の世界を楽しむ
・信じた道を進む
・未知の領域に挑む
・21年目の戦いを前に
などの各章はそれぞれたいへん感動的です。
「日本代表としての誇りと魂はフランスに置いてきた。」
「足に魂込めました。」
「ワールドカップに出場したい。」
といったカズの名文句も散りばめられています。
カズとともにこの十数年を歩んできた僕らの世代に
とくにお薦めです。
↓世の中いろんな人がいる \(^O^)/