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八王子車人形 (西川古柳座)

八王子車人形 (西川古柳座)



ある市内の会合に参加したところ、思いもかけず
八王子車人形(はちおうじくるまにんぎょう)」を
ナマで見ることができました。

八王子が大好きだ!」なんて普段言ってる割りには
わが八王子の誇る伝統芸能(人形芝居)である

車人形を実は一度も見たことがなかったので
ラッキーでした!!


そしてそして、実際にナマで見てみると大感動!
まるで人形に命(いのち)が宿ったかのように感じました。
人形たちは生身の人間となって
舞台の上で踊り叫び、
舞台を足で踏み鳴らしました。

黒子の様になった人形遣いさんが
目に入って邪魔なのかな?なんて
最初は思ったんですが、
演目が始まると、不思議と人形遣いの姿は
目に入らず、ただただ“にんげんと化した”人形たちが
躍動する姿だけが印象に残ります。


人形遣いさんは誇りをもって稽古に取り組まれているようで
息も合っていてテンポも良く、力強く
時間が経つにつれてどんどんとその世界に
引き込まれてしまいます。
これはまさに僕のぶひろが生まれ、育ち、息づく町、
東京都八王子市の誇る民俗芸能です!
すばらしいです!!

今、急に思い出しましたが

僕のおじいちゃんが20年くらいこの車人形を見てきて
「伸弘!車人形はすばらしいぞ」と言っていたんです。
おじいちゃんは車人形を見て涙したと言ってました・・・


それから最近は世界中で公演を行っているそうで、
各国での公演のカーテンコール(アンコール)は
その国の民族衣装を着せた車人形に
その国の伝統音楽に合わせて躍らせるそうです。
今日は最後にペルーバージョンを見せてもらったんですが
これがまた最高でした!

車人形が世界の人たちを喜ばせて、
ささやかな国際親善になっていると思うと
ますます誇らしいですね(^^)

車人形とは---
車人形は「ろくろ車」という、前に二個、後ろに一個の車輪がついた
箱型の車に腰掛けて、一人の人形遣いが一体の人形を操る
特殊な一人遣いの人形芝居です。

江戸時代の終わり頃、現在の埼玉県飯能市に生まれた
山岸柳吉(初代西川古柳)が考案し、その後、
近郊の神楽師(神事芸能を専業とする人)を中心に分布し、
農山村や八王子織物の生産にかかわる人の娯楽として
親しまれてきました。

ろくろ車の発明は、それまでにあった江戸系の
三人遣いの人形芝居を合理化したもので、少人数の座員で、
簡易な舞台での公演を可能にしました。また、人形の足が
直接舞台を踏むことができるので、力強い演技や
リズミカルでテンポの速い演目を行うことも可能です。
舞台を選ばないことから、他の芸能との共演も可能で、
演出の幅が広いのも特徴です。

現在は東京都八王子市の西川古柳座のほかに、
埼玉県三芳町の竹間沢、東京都西多摩郡奥多摩町の川野に
車人形は伝えられています。

※パンフレットより

西川古柳座さん案内---
〒192-0154
東京都八王子市下恩方町1566
電話 042-652-1222

八王子車人形後援会案内---
・お申し込み
〒193-0801
東京都八王子市川口町3726-2
電話 042-654-2222
八王子車人形後援会事務局

・年会費
5000円
会報年二回発行、公演・催し物各種イベントのご案内

西川古柳座の八王子車人形&八王子芸者 - セレオ八王子で鑑賞


(参考1)

八王子車人形 - 座敷わらしさんのホームページ

(参考2)

高千穂の夜神楽で神々と遊ぶ

五日市憲法が眠っていた深沢家土蔵 (東京都あきる野市)

時は明治。燃え上がる若者たちの憲法

ひーひーひーおじいちゃん(5代前)の顔  明治43(1910)年6月没。

ひーひーおじいちゃん(4代前)の顔  大正7(1918)年9月、64才没。

村内伸弘@ムラウチ ドットコム

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