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ピンキーリング (庄司玲子) 日本文学館

ある社員さんから
ポップでキュートな本を頂きました。

正直、僕が普段読むジャンルではないんですが
なんとなく、
そう、なんとなく神様が
「読め読め、読んでみなさい」と
ささやいているように感じて
読み始めてみました。

ライトな文章なのでスラスラ読めるのですが、
綴られている文章は
詩的なきらめきが感じられます。

日記(エッセイ?)スタイルなんですが、
僕は詩集を読んでいる気分になりました。
これは恐らく庄司さんの文学センスだと思います。

また、随所に女性的な
やさしさがあふれていて、メルヘンチックでもあります。
40近い“ムサ男”の僕でも
胸がキュンとしてきました。
ふんわりもしてるし、
ぬくもりさえも感じさせてくれました。

こういう真っ白な気持ちをもった人が
平成の世に生きているなんて。

いいね、ほんとうにいいね。
彼女は平成の与謝野晶子なのかもしれません ^^

 >かさねあう唇がいま
 >思い出を色艶やかに、目覚めさせてくれるのです

白いリボンのかかった美しい水色の小箱が
若い男女のこころをふるわせるように、
この本は僕のこころをふるわせてくれました。

「ピンキーリング(庄司玲子著)」
あなたもぜひ、一度読んでみてくださいネ。


村内伸弘@ムラウチ ドットコム

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