裁判官を目指すことになりました

今まで僕はインターネット上の電気店を経営しておりましたが、
この度、裁判官を目指すことになりました。

なんて、書き出しだと
みんなビックリすると思いますが(笑い)、
例の裁判員制度のハナシです。

裁判員制度 (最高裁判所)

この法律、正直どうにかなんないかな?と思っています。
だって、裁判員に選ばれると
裁判に参加して、被告人が有罪か無罪か、
有罪だとしたらどんな刑にするのかを決めるんですよ。
僕らこんなことできるのかなぁ?
かなり不安です。

ましてやこの裁判員制度の対象となる事件を見て
二度ビックリ!!

●裁判員制度の対象となる事件
 1. 人を殺した場合(殺人)
 2. 強盗が,人にけがをさせ,あるいは,死亡させてしまった場合(強盗致死傷)
 3. 人にけがをさせ,死亡させてしまった場合(傷害致死)
 4. 泥酔した状態で,自動車を運転して人をひき,死亡させてしまった場合(危険運転致死)
 5. 人の住む家に放火した場合(現住建造物等放火)
 6. 身の代金を取る目的で,人を誘拐した場合(身の代金目的誘拐)
 7. 子供に食事を与えず,放置したため死亡してしまった場合(保護責任者遺棄致死)

こんな事件の殺人犯と間近で顔を合わせること自体が
絶対にイヤですし、逆恨みも怖そうです・・・
公判の中で事件の具体的内容を知ることもできれば避けたいです。
自分が死刑判決に加わるシーンを考えると、
頭や精神がおかしくなりそうです(泣)

被害者の家族やこどもがさめざめと涙を流す場面を
正視することは自分にはできないと思います。
夜も眠れなくなってしまうのではないでしょうか?
(但し、もう1人の自分は、面白そうだから参加したいとも思ってますが...)


例えば、
国民が理解しやすいような判決が出せるように
検察官や弁護士、裁判官など法律の専門家(プロ)が
逆に民間企業で1年くらい研修をして、健全な市民感覚を
学ぶような仕組みの方が良いようにも思うのですが・・・
なぜ、職業人(プロ)の裁判官がいるのかを
もう一度考えてみてはいかがでしょうか。


でも、すでに法律として成立してしまっておりますので、
万が一、選ばれた場合は
僕のぶひろも裁判官になります。

このブログをご覧のあなたも選ばれる可能性がありますよ、
10年後じゃないですよ、2年後ですよ、2年後。
今から法律の勉強をしておいてくださいネ、
司法試験は超難しいですよ~(笑)

【2008年 7月26日 追記】

東京高裁でホリエモン裁判の判決を傍聴


村内伸弘@ムラウチ ドットコム

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